- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(日本)
内容説明
雨の庭、線香花火、かたぐるま、夕焼けの帰り道…誰もが心にとめおくあの日々を、見事な筆力で描きあげた、八代亜紀、待望の初画集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古古古古古米そっくりおじさん・寺
85
シミジミドリンキング、シミジミリー、オンリーメモリー、ゴーオンバイ。浮き世離れた坊主でも、木魚の割れ目で思い出す。雨がたくさん降る度に、『雨の慕情』を思い出す。炙ったイカで飲む度に、八代亜紀をば思い出す。ご存じ演歌歌手・八代亜紀が描いた画集。本当に上手い。表紙を見て頂ければ分かるだろうが、いいアニメ映画みたいな好感が持てる絵柄である。八代亜紀自身の子供時代を描いている訳ではなく、架空の一家を主役にした歳時記でもある。昭和の昔を扱っている為か、クリスマスなんかはない。優しい気持ちにさせられた意外な良書。2016/05/12
みっくん
0
八代亜紀さん、絵を描かれるのは知っていたけれど、こんな絵本があったんだとびっくり。昭和30年代の、ちょっと地方の町ってイメージです。ほんのり、ほのぼの、懐かしさ。童謡が絵本になったみたいな印象でした。2024/02/26