内容説明
練達の裁判官が自らの民事訴訟判決に即して、訴訟技術を内在的に解説。外側からは見えにくい訴訟の実際を、スタンダードな類型ごとに、訴訟技術の粋を集めて明かす。
目次
第1部 民事判決書の現状とその解説(判決書の位置付け;判決書の目的―誰のためのものか?;判決書の二つのスタイル―在来様式(旧様式)と新様式
一般的な判決起案のあり方
新様式判決の具体的な書き方 ほか)
第2部 事例、設問、解説(売買関連;消費貸借関連;賃貸借、使用貸借関連;請負関連;保証 ほか)
著者等紹介
瀬木比呂志[セギヒロシ]
1954年(昭和29年)名古屋市に生まれる。愛知県立旭丘高等学校を経て、1973年(昭和48年)東京大学教養学部文科一類入学。1976年(昭和51年)司法試験合格。1977年(昭和52年)東京大学法学部卒業。司法修習生となる(第31期)。1979年(昭和54年)裁判官となる。判事補時代の勤務地等は、東京地裁、アメリカ留学(シアトル市ワシントン州立大学客員研究員)、静岡地家裁浜松支部、最高裁民事局(局付)、東京地裁である。1989年(平成元年)に判事となってからの勤務地は、大阪高裁、那覇地家裁沖縄支部、最高裁(調査官)、東京地裁(保全部)(以上が裁判官11年目から20年目まで)、その後は、千葉地裁を経て、2003年(平成15年)4月から東京地裁判事、2010年(平成22年)4月からさいたま地裁判事を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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