内容説明
ラーマ、クリシュナ、ヘルメス、モーセ、オルフェウス、ピュタゴラス、プラトン、イエス、の八人の“偉大な秘儀参入者たち”の波乱にみちた霊的生涯を、古代のインド、エジプト、ギリシア、パレスティナの政治的、宗教的状況のうちに活写し、十九世紀末の“オカルト復興”に大きな影響を与えた魂の書。大地の胚を育む魂の雨、霊的モナドの雨…。
目次
序論 秘教教理について
ラーマ アーリア期
クリシュナ インドと婆羅門の秘儀
ヘルメス エジプトの秘儀
モーセ イスラエルの使命
オルフェウス ディオニュソスの秘儀
ピュタゴラス デルフォイの密儀
プラトン エレウシスの秘儀
イエス キリストの使命
著者等紹介
西川隆範[ニシカワリュウハン]
1953年、京都府に生まれる。大正大学大学院、キリスト者共同体神学校(シュトゥットガルト)に学ぶ。現在、多摩美術大学非常勤講師。専攻、宗教学
河野和子[コウノカズコ]
1939年、東京都に生まれる。1978年から人智学徒
槇野かおり[マキノカオリ]
1963年、兵庫県西宮市に生まれる。東京大学文学部卒業。現在、自主学校講師。専攻、仏語仏文学
金子孝行[カネコタカユキ]
1949年、東京都に生まれる。慶応義塾大学文学部卒業。75‐80年、ドイツ、アメリカ合衆国にて人智学を学ぶ
川杉啓子[カワスギケイコ]
1950年、千葉県船橋市に生まれる。明治大学文学部卒業。専攻、西洋史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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