内容説明
ランボーと同じ魂をやどす家族のまなざし。妹イザベルの回想録、『聖遺物』や、両親・兄妹の書簡など、ランボーのすべてを見つめ続けた家族のテクストを集成。
目次
聖遺物(イザベル・ランボー)(序文;迫りくる死 ほか)
日記(抄)(ヴィタリー=ジャンヌ・ランボー)(ロッシュ滞在;イギリス旅行 ほか)
手紙(ジャン=ニコラ・フレデリック・ランボー)(ロドルフ・ダルザンス宛;『プティ・タルデネ』紙編集長宛)
手紙(ヴィタリー・ランボー)(ジョルジュ・イザンバール宛;ポール・ヴェルレーヌ宛 ほか)
軍部報告書・新聞記事(抄)(フレデリック・ランボー)(蝗の襲来(第一報)
戦争と民主主義者 ほか)
著者等紹介
加藤京二郎[カトウキョウジロウ]
1948年、名古屋市に生まれる。中央大学卒業後、同大学大学院博士課程満期退学。現在、中央大学文学部教授。専攻、フランス文学
齋藤豊[サイトウユタカ]
1951年、仙台市に生まれる。明治学院大学卒業後、中央大学大学院博士課程中退。現在、聖徳大学人文学部准教授。専攻、フランス文学
富田正二[トミタショウジ]
1951年、豊橋市に生まれる。獨協大学卒業後、中央大学大学院博士課程満期退学。現在、中央大学文学部非常勤講師。専攻、フランス文学
三上典生[ミカミノリオ]
1949年、島根県に生まれる。中央大学卒業後、同大学大学院博士課程満期退学。現在、中央大学経済学部非常勤講師。専攻、フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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