出版社内容情報
我慢、知識、挨拶など、仏教が由来の日常語は多い。そういった言葉の意味を考えながら行なう禅が、人生をよりよく生きる智慧につながる。あらゆる悩みや迷いから、禅語で心を救おう。
内容説明
知識、あいさつ、用心、知恵、分別、沈黙…禅が一語で教えるしなやかな逆転思考。どんな状況になっても折れない心をつくる、45のヒント。
目次
第1章 人間関係に役立つ言葉―自分が未熟でも人を幸せにできる
第2章 がんばる心を支える言葉―到達までの一歩一歩もまた大切な到達点
第3章 疲れをリセットする言葉―欲を「忘れる」ことが真のリラックス
第4章 苦境を脱出する言葉―原因が何であれ解決策は常に「自分」
第5章 日常生活を磨く言葉―心を正すにはまず居ずまいを正す
第6章 生き方の柱になる言葉―少し不器用なほうが幸せに深く気づく
著者等紹介
藤原東演[フジワラトウエン]
臨済宗妙心寺派宝泰寺住職。サールナートホール館長。1944年に駿府城下町(静岡市)にある、歴史的にも重要な役割を果たしてきた宝泰寺に生まれる。京都大学法学部卒業後、紆余曲折を経て京都の東福寺専門道場で修行。妙心寺派布教師会会長、妙心寺派教学部長、浜松大学非常勤講師などを歴任したほか、静岡青年会議所文化開発室長、高校英語教師をつとめたことも。「布教」ならびに「地域住民との交流をはかるため」に建てられた、自らが館長をつとめるサールナートホールでは、さまざまな催し物のほか、「こころの絆をはぐくむ会」の代表として、傾聴を実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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