内容説明
引用とは、読むことなのだろうか、書くことなのだろうか?“本”の失踪。
目次
ルネ・マグリットの余白に
レヴィ=ストロースの余白に
スーザン・ソンタグの余白に
マルセル・デュシャンの余白に
『想像の美術館』の余白に
ミシェル・フーコーの余白に
記号学の余白に
ジル・ドゥルーズの余白に
著者等紹介
宮川淳[ミヤカワアツシ]
1933年、東京に生まれ、1977年、東京に没した。東京大学文学部卒業。成城大学教授をつとめた。専攻、美学、美術史
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
弟子迷人
26
昔読んだのですが、たいへん素敵でした。出て来たので「お薦め」ということで登録まで。特に美術好きの方に。2016/01/19
真・じゃが
4
収録されている文章は、短い文章ばかりです。しかし意味が凝縮されていて、筆者が言うことをはっきり理解することはなかなか困難でした。特に後半の文章。2014/09/26
ami
3
引用に次ぐ引用。全ては引用であるということは即ち超越的なシニフィエの存在の否定。2017/10/31
ひろ
0
シニフィアンとシニフィエ。この単語が出てくるといつもパニックになる。というか言い回しが小難しくて内容が入ってこない。でも色んな研究資料から、この本が参考図書として挙げられている以上、避けては通れない気がする。。。2017/06/22
louzoso
0
フーコー、最後の方、大事2022/09/30