内容説明
小雪舞う真冬のドナウ河岸に、行方不明の幼女の死体が漂着した。司法解剖の結果、児童虐待の事実が判明し、犯人の目星もすぐについたかに思えたが…。ウィーン下町生まれの実力派作家がおくる、社会派ミステリー。
著者等紹介
ヒンターベルガー,エルンスト[ヒンターベルガー,エルンスト][Hinterberger,Ernst]
1931年、ウィーン生まれ。作品として、『ジョギング』を第一作とする八冊の刑事小説のほか、『カイザーミューレン・ブルース』(1994)『不滅のウィーンっ子ムンドゥル』(1995)や『庶民』(1995)など、市井の人々のにぎやかで哀しい人生模様を描いた多くの小説、戯曲、テレビドラマがある。ウィーン市文学奨励賞、アントーン・ヴィルトガンス賞などを受賞
鈴木隆雄[スズキタカオ]
1941年、東京都生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。オーストリア文学専攻
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