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出版社内容情報
ホークス映画の虜となった著者によるホークス愛溢れるエッセイを集大成した、本邦初のホークス映画読本がついに登場! 『リオ・ブラボー』『ハタリ!』『赤い河』『紳士は金髪がお好き』『三つ数えろ』など数々のアメリカ娯楽映画で知られる巨匠ハワード・ホークス。ただひたすらに面白いホークス映画の魅惑、醍醐味に病みつきとなった著者によるホークス愛溢れるエッセイを集大成した、本邦初のホークス映画読本がついに登場! 巻末に蓮實重彦氏との対談「そこに映画だけがある ハワード・ホークス讃」を収録。ハワード・ホークス生誕120年記念出版
〈ハワード・ホークスとは一目瞭然の映画だ。「映画」への確信にみちたホークス的な明快さ、明晰さに対しては、いかなる批評的な言説も無効のように思える。そこに映画がある、それが映画なのだ、と言うしかない。そして、それだけで充分なのだ〉山田宏一
第一章 ハワード・ホークスあるいは一目瞭然の映画
1 「レッド・リヴァーD」のバックル――『赤い河』『果てしなき蒼空』
2 プロフェッショナルの友情集団――「リオ・ブラボー三部作」(『リオ・ブラボー』『エル・ドラド』『リオ・ロボ』)『ハタリ!』
3 友情と戦場――『永遠の戦場』『今日限りの命』
第二章 ハワード・ホークスあるいは映画のたのしみ
1 男女逆転、退行、倒錯、ハワード・ホークス的スクリューボール・コメディー――『特急二十世紀』『モンキー・ビジネス』『ヒズ・ガール・フライデー』
2 ハワード・ホークス的クレージー・ギャグ――『赤ちゃん教育』『僕は戦争花嫁』
第三章 ハワード・ホークスあるいは映画的美女群
1 ローレン・バコールとハワード・ホークス的「夢の女」――『三つ数えろ』『コンドル』『男性の好きなスポーツ』
2 ローレン・バコール『私一人』/ハワード・ホークスとともに――『脱出』
第四章 ハワード・ホークスあるいは永遠の映画
1 ハワード・ホークス映画祭に向かって、この十二本――『無花果の葉』『雲晴れて愛は輝く』『ファジル』『暁の偵察』『光に叛く者』『暗黒街の顔役』『群衆の喚呼』『虎鮫(タイガー・シャーク)』『ヨーク軍曹』『教授と美女』『空軍』『ピラミッド』
2 ルイズ・ブルックスのような女――『港々に女あり』
3 男の花道――『バーバリ・コースト』
4 飛行士の制服で――『無限の青空』
5 やさしく愛して――『大自然の凱歌』
6 ジャズの誕生――『ヒット・パレード』
7 SFかホラーか――『遊星よりの物体X』
8 マリリンの結婚哲学――『紳士は金髪がお好き』
そこに映画だけがある――ハワード・ホークス讃 対談/蓮實重彦
ハワード・ホークス 略歴と作品
あとがきに代えて 映画的な、あまりに映画的な――To the happy few
初出一覧
索引(映画題名・人名)
山田宏一[ ヤマダコウイチ ]
1938年ジャカルタ生まれ。東京外国語大学フランス語科卒。1964-67年パリ在住、その間「カイエ・デュ・シネマ」誌同人。著書に「友よ映画よ、わがヌーヴェル・ヴァーグ誌」「トリュフォー、ある映画的人生」「トリュフォーの手紙」「ヒッチコック映画読本」(以上平凡社)「映画千夜一夜」(淀川長治・蓮實重彦と共著、中央公論社)「ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代」「「映画的な、あまりに映画的な 日本映画について私が学んだ二、三の事柄?・?」(以上ワイズ出版)「トリュフォー、最後のインタビュー」(蓮實重彦と共著、平凡社)「ヒッチコックに進路を取れ」(和田誠と共著、草思社)、訳書にローレン・バコール「私一人」(文藝春秋)「定本映画術 ヒッチコック/トリュフォー」(蓮實重彦と共訳、晶文社)スーザン・ストラスバーグ「マリリン・モンローとともに」(草思社)、写真集に「ヌーヴェル・ヴァーグ」(平凡社)などがある。
内容説明
ハワード・ホークスあるいは真のプロフェッショナル。『リオ・ブラボー』『ハタリ!』『赤い河』『三つ数えろ』…数々の娯楽映画の傑作で知られる巨匠ハワード・ホークス。ただひたすらに面白いホークス映画の魅惑、醍醐味に病みつきとなった著者によるエッセイを集成した本邦初のホークス映画読本!
目次
第1章 ハワード・ホークスあるいは一目瞭然の映画(「レッド・リヴァーD」のバックル、そして友情はつづく―『赤い河』『果てしなき蒼空』;プロフェッショナルの友情集団―「リオ・ブラボー三部作」(『リオ・ブラボー』『エル・ドラド』『リオ・ロボ』)『ハタリ!』
友情と戦場―『永遠の戦場』『今日限りの命』)
第2章 ハワード・ホークスあるいは映画のたのしみ(男女逆転、退行、倒錯、ハワード・ホーク的スクリューボール・コメディー―『特急二十世紀』『モンキー・ビジネス』『ヒズ・ガール・フライデー』;ハワード・ホークス的クレイジー・ギャグ―『赤ちゃん教育』『僕は戦争花嫁』)
第3章 ハワード・ホークスあるいは映画的美女群(ローレン・バコールとハワード・ホークス的「夢の女」―『三つ数えろ』『コンドル』『男性の好きなスポーツ』;ハワード・ホークスとともに―ローレン・バコール『私一人』より)
第4章 ハワード・ホークスあるいは永遠の映画(ハワード・ホークス映画祭に向かって、この十二本―『無花果の葉』『雲晴れて愛は輝く』『ファジル』『暁の偵察』『光に叛く者』『暗黒街の顔役』『群集の喚呼』『虎鮫(タイガーシャーク)』『ヨーク軍曹』『教授と美女』『空軍』『ピラミッド』
ルイズ・ブルックスのような女―『港々に女あり』
男の花道―『バーバリ・コースト』
飛行士の制服で―『無限の青空』
やさしく愛して―『大自然の凱歌』
ジャズの誕生―『ヒット・パレード』
SFかホラーか―『遊星よりの物体X』
マリリンの結婚哲学―『紳士は金髪がお好き』)
そこに映画だけがある―ハワード・ホークス讃 対談/蓮實重彦
著者等紹介
山田宏一[ヤマダコウイチ]
1938年ジャカルタ生まれ。東京外国語大学フランス語科卒。1964‐67年パリ在住、その間「カイエ・デュ・シネマ」誌同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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