武装商船「報国丸」の生涯―知られざる沈没の謎

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武装商船「報国丸」の生涯―知られざる沈没の謎

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  • サイズ A5判/ページ数 360p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784890634323
  • NDC分類 556.92
  • Cコード C0030

内容説明

大型貨客船「報国丸」の誕生は希望に満ちた輝かしい時代の幕開けだったが、その時間はあまりにも短かった。日米開戦を前に多くの民間船は商業活動を中断され、軍用船となっていったのである。なかでも最新鋭の報国丸は、その優秀さゆえに重武装の軍艦として生まれ変わった。しかし所詮は改造軍艦に表舞台は回ってこなかった―。誰にも期待されないなか、愛国丸と共に遠く離れたインド・太平洋で、正規の軍艦でもなしえなかった臨検1、拿捕2、撃沈3という輝かしい戦果を次々に挙げていったのである。建造から就航、徴用、作戦、謎の沈没まで、ドックマスターとして船の世界を知り尽くした著者が10年の歳月をかけて報国丸の全容に迫る!

目次

商船編(建造;就航)
軍艦編(武装商船;南太平洋作戦;呉軍港;インド洋作戦;陸軍緊急輸送;絶好の戦機;検証と考察;事後顛末)

著者等紹介

森永孝昭[モリナガタカアキ]
1949年長崎県佐世保市生まれ。1972年長崎大学水産学部卒業後、神戸・広海汽船入社、航海士として14隻の外国航路船で勤務。1982年甲種船長免状(現:1級海技士)取得。1983年佐世保重工業株式会社入社、ドックマスター(船渠長)として勤務、2009年定年。常勤嘱託を経て2020年非常勤嘱託ドックマスターとなり現在に至る。その間、大型貨物船はじめVLCCタンカー等の新造船244隻の試運転船船長を務める。また貨物船、タンカー、自衛艦、米艦、客船、フェリー、特殊船等の離接岸、入出渠時の操船実績は延べ6467隻となる。現在、一般財団法人日本船渠長協会会員。過去の外部委嘱等は西部海難防止協会専門委員、佐世保水先人会監事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ういきゃさん

0
MOLになるずっと以前の大阪商船時代に建造計画され、その美しい姿を誇った報国丸と愛国丸。造船所勤務経験者からすると、そもそも「軍艦編」と言う不幸な経緯は優雅な彼女たちには似合わないと強く感じる。「商船編」は本当に気持ちの良い感覚で読めたが、タイトルの示す通り、武装商船化されるのである。それが何より悲しい。「戦争とは全て(”敵が”ではなく)が燃え、沈み、死ぬのである。」どんな読み物でも同様であるが、船(艦)が沈む描写では心も沈む。人間は根源的に愚か者なのだろう。2024/06/04

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