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内容説明
ウィーンから新しいミステリーの風!ドイツ・ミステリー大賞最優秀賞受賞作品。白昼のウィーン中心街で、血液銀行社長とその恋人が狙撃された。その背後には、「人命救助」を賭けて熾烈なライバル争いを繰り広げる2つの救急隊組織の存在が…。ウィーンで人気のブレナー・シリーズ、日本初登場。
著者等紹介
ハース,ヴォルフ[ハース,ヴォルフ][Haas,Wolf]
1960年、マリア・アルム・アム・シュタイネルネン・メーア(ザルツブルク州)生まれ。現在ウィーン在住。私立探偵ブレナー・シリーズの第一作目として書かれた『死者の復活』でデビューし、一躍ドイツ語圏ミステリー文学界の檜舞台に登場。シリーズ第三作目の本書は、1999年度のドイツ・ミステリー大賞最優秀賞を受賞した
福本義憲[フクモトヨシノリ]
1947年、兵庫県生まれ。東京大学大学院・独語独文学修士課程修了。ドイツ語学・言語学専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橘
11
「生き延びるとき、人は最高の音楽体験をするんだ。死ぬときではない」。タイトル借りです。バッハの「甘き死よきたれ」、良かった。2020/07/05
Steppenwolf
0
本書は,ウィーンを舞台にしたドイツ語圏のミステリーである。内容はオーストリアにおける救急医療の闇を巡る不正,殺人の顛末を扱う重い内容である。探偵役は元刑事ブルナーである。本書はシリーズ三冊目である。重い内容にも関わらず,どんでん返しもあったのに多少評価を低くしたのは語り部の口調になれなかったためである。最初は,訳者が冗談で書いているのかと思った。しかし,訳者による解説によるとそういう砕けた口語的文体らしい。もう少し本シリーズを読んでみたい。2010/12/02
夜キチ
0
ヤサグレ系ハードボイルドは好みである。2013/10/26
慧
0
★2001/07/11