幻の名盤百科全書

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  • サイズ B6判/ページ数 518p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784891764340
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

内容説明

本書は、日本という国を中心とした、大衆歌謡の一部に解析あるいは思想的読解あるいは透視を加えることによって生まれたものである。ここに日本の現実を見るも勝手、怒るも勝手、ふにゃふにゃなるも勝手。音楽ジャーナリズムなどどうでもいい。社会を学問しようとは呼びかけはしない。著者らはこうして歌に生かされた、というドキュメンタリーである。

目次

マイナーレーベルしおさいの里
原きみ子Meets高尾真実
孤高のギタリストエリック・クラプトン音頭も有りと説く音頭論
歌うばかりが歌手じゃない、歌わぬ歌手の「歌をきけ」(Dr中松、赤尾敏他)
中古レコード店で出会った素敵な男達(番三次郎他)
ワケありもの(大平エレジー他)
宗教もの(川西杏・マレコ・チンコ教)
北陸のネオン街を色どるママさん達(北陸の女)
歌うかわりに発明をした男
営み、或は藤本卓也〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なる

16
セールスに恵まれずに歴史の中に埋もれていった昭和の歌謡曲の中から名盤を見つけ出すという活動をしている根本敬、湯浅学、船橋英雄によるレコードレビュー…ではあるけれど、レビューの体を成しているのは一部だけ、あとは幻の名盤解放同盟による雑多な活動と表現の表出となっている。粗悪なコラージュと切り貼りを駆使して自動書記のように脈絡のない記事の数々。圧倒的な情報量と下世話さの氾濫に飲み込まれて精神衛生上かなりよろしくない。「でも、やるんだよ!」の言葉がピンとこない人にとっては一生よまなくても何の問題もない本。2024/07/07

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