内容説明
本書は、戦前のアジア留学生の実態を復元し、また整理したデータにもとづいた追跡調査を通して、台湾社会における同志社留学生たちの全貌をうきぼりにしようとしたものである。
目次
序章 アジア留学生と同志社の国際主義
第1章 最初の台湾留学生―周再賜
第2章 戦前同志社におけるアジア留学生
第3章 長老教・淡水中学と同志社卒業生
第4章 キリスト教界の同志社出身者
第5章 戦後台湾各界の同志社出身者たち
終章 血縁・地縁とキリスト教国際主義
著者等紹介
阪口直樹[サカグチナオキ]
1943年大阪府生まれ。大阪市立大学文学部博士課程修了、文学博士。大阪教育大学助教授を経て現在同志社大学言語文化教育研究センター教授
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