出版社内容情報
古典物理学で扱うさまざまな方程式は,どのような法則から,いかに導きだされるのか.数学を力学,電磁気学を学ぶための道具としてながめ,その取扱い方を解説する.「岩波講座 応用数学」からの単行本化.
内容説明
古典物理学で扱うさまざまな方程式は、どのような法則から、いかに導きだされるのか。数学を物理に利用するには、このことを理解しておくのがたいせつである。本書は、力学、電磁気学を学ぶための道具として数学をながめ、その取扱い方の基礎を学ぶ、理工系大学初学年生向けの入門テキストである。
目次
第1章 序説(現象のモデル化;アナロジー ほか)
第2章 力学と保存法則(Newtonの運動法則(物理モデル;数学モデル)
Newtonの運動方程式 ほか)
第3章 電磁場―基本法則と基礎方程式(モデルの変遷;電磁場の物理モデル ほか)
第4章 古典物理の基礎方程式(基礎方程式のまとめ;正弦波 ほか)
著者等紹介
今井功[イマイイサオ]
1914年、大連で生まれる。1936年、東京大学理学部物理学科卒業。東京大学名誉教授、工学院大学名誉教授、日本学士院会員、理学博士
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