出版社内容情報
<万人を魅了する“本物の所作と品格”を身に付ける書>
800年を越える伝統を受け継ぐ、日本を代表する小笠原流礼法の宗家が、あくまでリーダーのために“本物の礼法”を分かりやすく解説した注目の書。
社長として大事な場への対応はもちろん、、常日頃の所作から国際的にも通用する一流のマナー・振る舞いを体得できる、経営者必携の実用書。
【主なもくじ】
心の編 ~リーダーのための、真の礼法の心~
いま、なぜ小笠原流礼法なのか
互いの安全のために生まれた礼法
小笠原流の歴史は武家作法の歴史そのもの
捻じ曲げられた礼法
リーダーとして礼法の本質を知る
何が失礼で無礼なのか
日本人の感性を育んだもの
なぜリーダーに作法が必要なのか
時代が変わっても本質は変わらない
体の編 ~5つの基本の動作の習得~
体の編にあたり
立つ
座る
歩く
廻る
礼
応用編 ~リーダーのための場面別、正しい作法~
訪問 会社訪問/自宅訪問
食事 和食/洋食
会食・立食
茶会
お座敷・お茶屋
表彰
冠婚葬祭
結婚式
葬儀
【著者紹介】
鎌倉時代から八百年以上、脈々と受け継がれてきた小笠原流弓馬術礼法の正式継承者。三十世宗家 小笠原清信の長男として出生。小笠原流は弓と馬と礼の三つをもって正式とし、その継承は道統と称され一子相伝で伝えられる。
慶應義塾大学商学部卒業、医療金融公庫(現福祉医療機構)勤務中の平成四年、弓馬術礼法小笠原流三十一世宗家を襲名。小笠原流礼法、弓馬術礼法指導ならびに普及に尽力。
現在、嫡男の清基氏も携え、全国各地の神社などで神事を奉納。「靖国神社三々九手挟式」「明治神宮成人の日祝賀元服式 」「日光東照宮流鏑馬神事」「鶴岡八幡宮流鏑馬神事」「熱田神宮百々手式」「鹿島神宮百々手式」…など、その数は年間四十回以上を数える。さらに、各地で礼法稽古場も開催、まさに東奔西走の毎日。
また、日本の伝統文化をより広く諸外国に知ってもらうことを目的に、アメリカ、フランス、イギリス…等、海外現地に赴き、流鏑馬神事などを催行。
東京都学生弓道連盟会長、財団法人 姿勢研究所評議員、日本古武道振興会常任理事、儀礼文化学会常務理事、慶應義塾大学非常勤講師、国学院短期大学客員教授、池坊学園客員教授…などを歴任。昭和十八年東京神田生まれ。