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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
88
「怒りそうになったら笑え!」、コレ最強。2021/05/25
booklight
32
初読。幼いころから剣術を習い、日露戦争のころに軍事探偵(スパイ)として活躍してって、もう漫画の世界も超えている。そんな人の自己啓発本。講演録なので、講談の味があってちょっと面白い。今とは違った時代を感じる。桂小五郎の話も実話的にでてくるし。ニューエイジの走りとかいわれヨガとかの話も出てくる。なんか、ニューサイエンス的な話が出るのかなと思ったら、他人に好かれる人生がいい、という。そうなんだ、と思う。氷山の一角だけを見ている気分。実際に話を聞いたり、隣にいたりしたら、圧倒されるんだろうな、と思いつつ読んだ。2023/12/23
SOHSA
30
《購入本》中村天風著作初読み。読み手の前で中村天風氏が直接語りかけてくるような迫力がある。読み始めは、いささか説教臭く時代錯誤ではないかと感じられたが、読み進めるうち知らず知らずにその言説に惹き込まれてしまった。自らの来し方を振り返り行く末に思いを馳せる時、本書の中の多くの言葉が胸に突き刺さる。自己啓発本として極めて良書。繰り返し読み直したい。2022/11/18
Gotoran
29
(私見ではあるが)西(洋)の成功哲学の元祖をアレン哲学とすると、日本では天風哲学。本書は、その『積極一貫』(「心身統一法」の考え方と実践の手法)の入門書。天風師講演をベースに7章の大見出し(55の言葉[小見出し]とその口述録)に編集。口語体で読み易く、読み始めたらやめられない止まらない状態で、一気読み、ストンと腑に落ち、勇気・元気百倍、この上なし。心地よい読後感。心はまさに天風晴れ!巻末の“金言・至言100選”、“日常の心得”も有難い。基本は、『心の想いが人生を創る』、『心の在り方・使い方』ひとつ!2012/06/10
江口 浩平@教育委員会
25
【生き方】 松下幸之助や稲盛和夫といった経営者を輩出した中村天風先生が、若者向けに成功の要点を語っている本。 冒頭の「有意義な幸福な人生を送るためには他人に好かれる人間にならなければいけない」という教えから一気に引き込まれ、一時間余りで読了。 人が偉くなるべき資格は「誰に言われなくても、日々毎日、実際に努力している」ところにあるというのは至言。自主性をもって取り組むからこそ努力を厭わないのであろうし、そうやって人知れず努力できる人がいかに少ないかということも頷ける気がする。2017/08/14