マイクロソフト公式解説書
Microsoft Exchange2000 Serverリソースキット〈下〉テクニカルガイド

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  • サイズ B5判/ページ数 369p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784891002190
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C3055

出版社内容情報

Microsoft Exchange 2000 Serverとそれに関連するサーバーやサービスが機能するしくみを、技術的な側面から理解するための解説書です。Exchange 2000の内部プロセスを解説し、インターネットインフォメーションサービス、Web Storage System、パブリックフォルダ、メッセージング、Outlook Web AccessなどのExchange 2000アーキテクチャに関する詳しい技術情報を提供します。また、Active DirectoryとExchange 2000の最適化、バックアップと復元、障害からの回復、パフォーマンスの監視と保守、およびWindows 2000とExchange 2000によるセキュリティ保護のための具体的な手順に加え、Webベースのコラボレーションアプリケーションの開発についても解説します。現場での運用に役立つ多数のトラブルシューティングも提供しており、Exchange 2000を企業に導入するすべての管理者に活用していただける一冊です。


[目次詳細]

はじめに
リソースキット付属CD-ROM
表記規則
インフォメーションロードマップ

第1章 Exchange 2000アーキテクチャ
 1.1 サーバーアーキテクチャ
  1.1.1 IISプロセス
  1.1.2 Web Storage System
  1.1.3 IFS(Installable File System)
  1.1.4 パブリックフォルダ
 1.2 メッセージフロー
  1.2.1 メッセージルーティングアーキテクチャ
  1.2.2 メッセージトランスポート
 1.3 Outlook Web Accessアーキテクチャ
  1.3.1 サーバーへのアクセス
  1.3.2 WebDAV
 1.4 Exchange 2000と以前のバージョンのExchange
  1.4.1 Exchange 2000のアーキテクチャの向上
  1.4.2 Exchange 2000のActive Directoryとの統合

第2章 アプリケーション開発
 2.1 Webベースの共同作業の概要
  2.1.1 ネットワークプロトコル
  2.1.2 APIコンポーネント
  2.1.3 形式
  2.1.4 Microsoft Web Storage System
  2.1.5 Exchange ServerのActive Directoryスキーマ
 2.2 Exchange 2000のWebベースのコラボレーションアプリケーション
  2.2.1 Microsoft Windows 2000 Server
  2.2.2 Microsoftインターネットインフォメーションサービス
  2.2.3 Active Server Pages(ASP)
  2.2.4 Microsoft Internet Explorer
  2.2.5 SMTPとNNTPの受信および送信イベント
  2.2.6 Microsoft Outlook 2000
 2.3 Exchange 2000でのイベントのサポート
  2.3.1 Exchange 2000でのイベントシンクの使用
  2.3.2 Web Storage Systemイベント
  2.3.3 SMTPトランスポートイベント
 2.4 Exchange 2000のワークフローコンポーネント
  2.4.1 ワークフロー
  2.4.2 ワークフローエンジン
  2.4.3 ワークフローシステムアカウントの追加
  2.4.4 ワークフローのセキュリティ
 2.5 アプリケーション開発ツール
  2.5.1 Web Storage Systemビューア
  2.5.2 Web Storage Systemのスキーマデザイナ
  2.5.3 Web Storage Systemのアプリケーション配置ウィザード
  2.5.4 Event Sink Template Wizard for Visual Basic 6.0

第3章 バックアップと復元
 3.1 Exchange 2000のデータベース技術
  3.1.1 拡張可能なストレージエンジンの構造
  3.1.2 複数のストレージグループとフェールオーバー
  3.1.3 データベース
  3.1.4 データベースの個別バックアップ
  3.1.5 Exchange 2000 Serverクラスタ
 3.2 バックアップの必要条件
  3.2.1 バックアップ方針の計画
  3.2.2 リソースの要件
  3.2.3 Exchange 2000のサービスとアクセス許可
  3.2.4 パフォーマンス向上の検討
  3.2.5 構成データのキャプチャ
  3.2.6 Active Directoryのバックアップの実行
 3.3 バックアップの種類
  3.3.1 完全バックアップ
  3.3.2 コピーバックアップ
  3.3.3 増分バックアップ
  3.3.4 差分バックアップ
  3.3.5 クラスタサーバーノードのデータのバックアップ
 3.4 バックアッププロセス
  3.4.1 オンラインバックアッププロセス
  3.4.2 オンラインバックアップ
  3.4.3 バックアップのローテーションスケジュール
 3.5 復元プロセスの概要
 3.6 障害回復の必要条件
  3.6.1 復元方針の計画
  3.6.2 全体のパフォーマンスを決定付ける要因
 3.7 復元の種類
  3.7.1 オンラインバックアップの復元
  3.7.2 オフラインバックアップの復元
  3.7.3 単一メールボックスの復元
  3.7.4 単一データベースの復元
 3.8 復元の制約
  3.8.1 別のサーバーへのWeb Storage Systemの復元
  3.8.2 実際の運用環境にないサーバーへのExchangeデータの復元
 3.9 データベースの整合性
  3.9.1 データベースのディスクの最適化
  3.9.2 ソフトウェアエラーからの回復
  3.9.3 トランザクションのログ出力のやり直し
  3.9.4 ESEUTILの使用
  3.9.5 ISINTEGの使用
 3.10 障害からの回復
  3.10.1 Exchange 2000を回復するための要件
  3.10.2 Exchange 2000メンバサーバーの回復
  3.10.3 サイト複製サービスを実行しているExchange 2000メンバサーバーの回復
  3.10.4 SRSデータベースの復元
  3.10.5 キーマネージメントサービスを実行しているExchange 2000メンバサーバーの回復
  3.10.6 キーマネージメントサービスデータベースの復元
  3.10.7 Exchange 2000クラスタサーバーの回復
 3.11 効果的な方法
  3.11.1 バックアップテープの信頼性の向上
  3.11.2 バックアップの検証
  3.11.3 バックアップのドキュメント化とアーカイブ
  3.11.4 バックアップのテスト

第4章 監視と保守
 4.1 Exchange 2000の監視機能
  4.1.1 監視および状態ツール
  4.1.2 診断ログ
  4.1.3 プロトコルログ出力ツール
  4.1.4 キュービューア
 4.2 Windows 2000のパフォーマンス監視ツール
  4.2.1 パフォーマンスコンソール
  4.2.2 タスクマネージャ
  4.2.3 ターミナルサービスクライアント
  4.2.4 ネットワークモニタ
  4.2.5 ネットワーク診断ツール
 4.3 パフォーマンスデータの解析
  4.3.1 ベースラインの確立
  4.3.2 結果の解析
  4.3.3 潜在的な障害の識別および調査

第5章 セキュリティ
 5.1 セキュリティリスク
 5.2 Windows 2000のセキュリティ機能
  5.2.1 Active Directory
  5.2.2 アクセス制御
  5.2.3 監査
  5.2.4 Kerberos
  5.2.5 証明書サービス
  5.2.6 暗号化ファイルシステム
  5.2.7 インターネットプロトコルセキュリティ
  5.2.8 TCP/IPフィルタ
  5.2.9 セキュリティ構成ツールセット
 5.3 Exchange 2000のセキュリティ機能
  5.3.1 キーマネージメントサービス
  5.3.2 仮想サーバーセキュリティ
  5.3.3 アクセス許可
  5.3.4 クライアントとサーバー間の通信の保護
 5.4 インターネット接続の保護
  5.4.1 ウィルスからの保護
  5.4.2 物理的なセキュリティ
 5.5 セキュリティ更新

第6章 Exchange 2000の最適化
 6.1 Active Directoryの最適化
  6.1.1 フォレスト
  6.1.2 ツリー
  6.1.3 ドメイン
  6.1.4 信頼関係
  6.1.5 ドメインコントローラ役割
  6.1.6 Windows 2000サイト
 6.2 Active Directoryスキーマ
  6.2.1 スキーマオブジェクト
  6.2.2 Active Directoryスキーマの変更
 6.3 Exchange 2000 Serverの最適化
  6.3.1 フロントエンドとバックエンドサーバーの拡張
  6.3.2 複数の仮想サーバーの作成
  6.3.3 フルテキストインデックス処理
  6.3.4 統一された名前空間のDNSの構成
  6.3.5 Active Directoryデータへのアクセス
  6.3.6 Active Directoryの一括変更
  6.3.7 Active Directoryへのデータの格納
  6.3.8 管理準備
 6.4 Exchange 2000のパフォーマンスの調整
  6.4.1 DSAccessの設定
  6.4.2 データベース、ログ、STMファイルの再配置
 6.5 メッセージトランスポートの最適化
  6.5.1 Exchange 2000のメッセージルーティングの概要
  6.5.2 メッセージルーティングとグループ展開
  6.5.3 ルーティンググループの接続
  6.5.4 リンク状態テーブル
  6.5.5 メッセージルーティング
  6.5.6 複数のパブリックフォルダツリー
  6.5.7 パブリックフォルダの管理

第7章 リアルタイムコラボレーション
 7.1 インスタントメッセージング
  7.1.1 インスタントメッセージングのコンポーネント
  7.1.2 インスタントメッセージングの構成
  7.1.3 インスタントメッセージングの導入シナリオ
 7.2 チャットサービス
  7.2.1 サーバー構成
  7.2.2 スケーラビリティ
  7.3.3 クライアント接続
 7.3 Exchange Conferencing Server

第8章 トラブルシューティング
 8.1 インストールとセットアップの問題
  8.1.1 エラーメッセージ「Exchange Serverにバインドできませんでした」が表示され、セットアップに失敗する
  8.1.2 Exchangeを子ドメインにインストールするときにセットアップが失敗する
  8.1.3 エラーメッセージ「エラー 0xC103798A」が表示され、セットアップが失敗する
  8.1.4 既存のExchange 5.5サイトに参加するときにセットアップが失敗する
  8.1.5 Windows 2000ドメインコントローラ上でExchange Server 5.5サイトに参加するときにセットアップが失敗する
  8.1.6 Exchange 5.5からのアップグレード時に、誤った警告が表示されたり、サーバーが再起動されたり、存在しないサービスが再起動されたりする
  8.1.7 サイトに新しいサーバーを追加するときにセットアップが失敗する
  8.1.8 パブリックフォルダが複製されない
  8.1.9 初期のOnCreateイベントでURLを使用できない
 8.2 Active DirectoryとActive Directoryコネクタの問題
  8.2.1 Active Directoryオブジェクトを変更できない
  8.2.2 Active DirectoryユーザーとコンピュータでExchange 2000オプションを使用できない
  8.2.3 Exchange 5.5での隠しオブジェクトがExchange 2000では表示される
  8.2.4 ADCで構成接続許可書が作成される
  8.2.5 Active Directory Connectorセットアップでスキーマが更新されない
 8.3 Web Storage Systemの問題
  8.3.1 手動停止後にExIFSが起動しない
  8.3.2 IFS共有に対するリモートファイル操作が失敗してエラー0xEFAD2521が表示される
  8.3.3 「指定したパスが見つかりません」または「x:\mailboxにアクセスできません」エラー
  8.3.4 ファイルの最終アクセス日時が更新されない
  8.3.5 追加のWeb Storage Systemをマウントできない
  8.3.6 Exchange 5.5からExchange 2000へのメールボックス移動が失敗する
  8.3.7 パブリックデータベース変更後にクライアントでパブリックフォルダが正しく表示されない
  8.3.8 ストレージグループの全データベースをマウント/マウント解除するオプションがない
 8.4 接続の問題
  8.4.1 Outlook Clientメッセージが失われる
  8.4.2 Ics.datファイルが壊れているか失われている
  8.4.3 サイト複製サービスがネイティブExchange 2000環境で実行されない
  8.4.4 インスタントメッセージングログオンがWindows 2000では成功するがExchange 2000では失敗する
  8.4.5 ステータス変更時にインスタントメッセージングクライアントが切断される
  8.4.6 Word 2000を電子メールエディタとして使用するとエラーメッセージ「会議が見つかりません」が表示される
  8.4.7 削除したニュースグループがExchange 2000パブリックフォルダストアに残っている
  8.4.8 「Deleted Server(削除されたサーバー)」が複製モニタに表示される
  8.4.9 セキュリティ拡張のためSMTPコネクタを非標準ポートで実行するように構成したが機能しない
  8.4.10 SMTPエラー:「受信者にメールが配信できませんでした」
  8.4.11 異なるルーティンググループのサーバー間でメッセージが転送されない
  8.4.12 SMTPプロトコルエラー「454 Client Must Be Authenticated(454 クライアントは認証を受ける必要があります)」
  8.4.13 クラスタ上のHTTP追加仮想サーバーにアクセスできない
 8.5 Windows 2000 Serverツールの問題
  8.5.1 レジストリにアクセスできない
 8.6 バックアップと復元の問題
  8.6.1 サイトまたは組織に同一のメールボックスを作成できない
  8.6.2 イベントID 1018、1019、1022:データベースは破損しています」
  8.6.3 1216(JET_errAttachedDatabasemismatch)または0xffffb40エラーが発生し、ストレージグループをマウントできない
 8.7 パフォーマンスの問題
  8.7.1 移行ウィザードの使用時にLDAPサービスでメモリリークがある

付録A ポートとプロトコル
用語集

内容説明

本書では、Exchange2000の内部プロセスを解説し、アーキテクチャの設計に関する詳しい技術情報を提供する。最適化、バックアップ、障害対策、セキュリティおよびプライバシー保護のための手順に加え、トラブルシューティングやExchangeのカスタマイズ方法についても説明。本書により、Exchange管理者は、より実践的な知識と戦略を得られる。

目次

第1章 Exchange2000アーキテクチャ
第2章 アプリケーション開発
第3章 バックアップと復元
第4章 監視と保守
第5章 セキュリティ
第6章 Exchange2000の最適化
第7章 リアルタイムコラボレーション
第8章 トラブルシューティング

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