内容説明
F‐14トムキャット戦闘機のエリートパイロットを集め、鍛え上げるトップガン―同期生四五一人の中で初のトップガンの教官となり、トム・クルーズ主演映画『トップガン』の撮影にも協力・出演した伝説の海軍航空士官が、可変翼を駆使した空中戦闘、緊迫の空母離着艦と直後の緊急脱出、ソ連偵察機の接近阻止など米ソ冷戦の最前線を明かす。さらに神秘のベールに包まれたエリート養成校「トップガン」の実像も初公開!映画『トップガン2』の製作も予定され、ふたたびトップガンの時代が始まる―。
目次
時速七〇〇マイルでの対決―『トップガン』飛行シーンの撮影
「戦う反逆者」の仲間に―初めての実戦部隊と演習
空母コンステレーション―手に汗握る発着艦
戦闘開始―空中戦闘機動
ロケットに乗る―F‐14トムキャットからの脱出
トップガンの流儀―トップガンに入校する
ワイルドカード―ボギー、突如現れる
四カ月延長された洋上勤務―教官になることを考える
新人教官―独り立ちまでの長く厳しい道のり
トップガンの熾烈な戦い―学生と相まみえる
戦いへ向けて―教官としてさらなる挑戦
ハリウッドがやって来た―嬉しい知らせ
現実感あふれる映画に―編集作業に参加
封切りまでの日々―コルクが飛び出すまで
映画『トップガン』大ヒット―稲妻ととどろく雷鳴
ラストフライト―トップガンからの離任
著者等紹介
バラネック,デイブ[バラネック,デイブ] [Baranek,David]
アメリカ合衆国海軍で20年勤務した航空士官。F‐14飛行隊から勤務を開始し、エリートを養成するトップガンの教育に参加。のちに統合参謀本部や第7艦隊で勤務し、1999年に海軍を退役。現在はワシントン特別市で防衛関係の仕事についており、住まいはバージニア州バークにある
茂木作太郎[モギサクタロウ]
1970年東京都生まれ。千葉県育ち。17歳で渡米し、サウスカロライナ州立シタデル大学を卒業。海上自衛隊、スターバックスコーヒー、アップルコンピュータ勤務などを経て翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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