内容説明
日本の周辺環境が厳しさを増すなか、国防の万全を期すためにはインテリジェンスの強化が欠かせない。そのためには情報分析官の能力向上が不可欠である。30年以上にわたり防衛省および陸上自衛隊で情報分析官などとして第一線で勤務した著者が、インテリジェンスの分析手法を具体的な事例をあげなからわかりやすく紹介。インテリジェンスの作成から諜報、カウンターインテリジェンス、秘密工作、諸外国の情報機関等々、情報分析の基礎知識を網羅。専門家だけでなく一般読者にとっても「インテリジェンス・リテラシー」向上の書として最適!
目次
第1章 戦略的インテリジェンスの概念(インテリジェンスとは何か?;戦略とは何か? ほか)
第2章 インテリジェンス・サイクル(循環するインテリジェンス・サイクル;計画・指示の目的と手順 ほか)
第3章 インテリジェンスの分析と作成(分析・作成上の着眼;情報分析官に求められる資質と心構え ほか)
第4章 情報活動(情報活動の区分;諜報活動 ほか)
第5章 情報機関(情報機関の研究;日本の情報体制の歴史 ほか)
著者等紹介
上田篤盛[ウエダアツモリ]
1960年広島県生まれ。元防衛省情報分析官。防衛大学校(国際関係論)卒業後、1984年に陸上自衛隊に入隊。87年に陸上自衛隊調査学校の語学課程に入校以降、情報関係職に従事。92年から95年にかけて在バングラデシュ日本国大使館において警備官として勤務し、危機管理、邦人安全対策などを担当。帰国後、調査学校教官をへて戦略情報課程および総合情報課程を履修。その後、約15年以上にわたり、防衛省情報本部および陸上自衛隊小平学校において、情報分析官と情報教官として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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