イラク原子炉攻撃!―イスラエル空軍秘密作戦の全貌

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784890632152
  • NDC分類 319.285
  • Cコード C0031

内容説明

1981年6月、イラクの核の脅威に直面したイスラエルは、バグダッド郊外に建設中のオシラク原子炉の破壊を決意する。厳しい訓練を積んだ8機のF‐16戦闘機は設計性能をはるかに超える航空作戦に挑み、1機の犠牲もなく原子炉破壊に成功!国際的な非難を浴びながらもイスラエルは自国の安全を守り通した。作戦立案者、パイロットの証言をもとに、人類史上最も大胆で、最も成功した航空攻撃の全容を初めて明らかにしたノンフィクション。

目次

プロローグ バビロンへの道
第1章 フセインの野望
第2章 モサドの破壊工作
第3章 F16戦闘機到着!
第4章 二つの飛行隊
第5章 息子たちの出撃
第6章 原子炉空爆!
第7章 全機帰還!
エピローグ 二〇年後の再会

著者等紹介

クレイア,ロジャー[クレイア,ロジャー][Claire,Roger W.]
元ロスアンゼルスタイムズ(雑誌)編集者。数多くの雑誌、新聞記事のほか、映画、テレビ劇の脚本も手がける。イラクの原子炉攻撃に参加したイスラエル人パイロット・関係者および秘密とされていた関連文書に完全にアクセスした最初のジャーナリストとして広く注目を浴びていたが、2007年3月病没

高澤市郎[タカザワイチロウ]
1935年生まれ、防衛大学卒業、航空自衛隊、防衛研究所などに勤務したのちに退官。現在、主に航空・宇宙、軍事分野のフリーランストランスレータ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kazmimagica

1
今、読むべきノンフィクション。ダン・マッキノン「あの原子炉を叩け!」で伏せられていた事項が、時代を経て情報開示が進み、作戦の細部が書き込まれている。2007年の原子炉爆撃を描いた「シリア原子炉を破壊せよ」と併読するとイスラエルの国防思想が明確に理解できる。北の核・ミサイル脅威が増大する今、日本の安全保障を考える上でも好著です。

すーさん

1
https://twitter.com/anexus61251/status/352340983712710657 「イラク原子炉攻撃!」読了。バビロン作戦関係の書物は少なく、そもそも昔ダン・マッキノン「あの原子炉を叩け」を読んだからこそ手を付けたようなものだ。原注でも指摘があるが、マッキノン著が昔の本の割に詳しい記述なのはアミール・ナチュミへのインタビューがあったからでもあるらしい。2013/07/03

鋼鉄みかん

1
1981年6月7日に行われたイスラエルのイラク原子炉爆撃事件、いわゆる「バビロン作戦」の計画立案から作戦実行までを克明に描写したドキュメンタリー。当時の関係者に詳細なインタビューを行い、手に汗握るような臨場感が伝わってくる。また、作戦に際して原子炉の情報収集や遅滞行動を行ったモサドのオペレーションも掲載されており無情なスパイの世界も垣間見える。イスラエルの行動は決して手放しで賞賛できるものばかりではないが、国家の存亡がかかっているのならば非情な手段もいとわないという覚悟は中々に重いものである。2012/12/25

キミ兄

0
厳しい条件化できわめて難易度の高い作戦をやり遂げたイスラエル空軍部隊のお話。☆☆☆☆。2010/10/01

下呂子(げろこ)

0
先日のやる夫スレのネタ本(であると思われる)再読2012/02/17

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