内容説明
全29人・名文32編を収録。あの日、あの教室で出会った名文がいま甦る!昭和二十~五十年代までの小学高学年~中学の国語教科書から再読したい作品を集めた待望の「教科書シリーズ」第二弾。
目次
序にかえて よい文章とは―『心の小径』から(金田一京助)
1 ことばに学ぶ、文章を考える(心と言葉―『偶像再興』から(和辻哲郎)
文章とは何か―『文章読本』から(谷崎潤一郎) ほか)
2 随筆を味わう(母の思い出―『硝子戸の中』から(夏目漱石)
墨汁一滴(正岡子規) ほか)
3 思索を深める1(民芸の美(柳宗悦)
花―『茶の本』から(岡倉覚三) ほか)
4 思索を深める2(「人間らしさ」ということ―『日本人とは?』から(岸田国士)
人間の過ちについて―『君たちはどう生きるか』から(吉野源三郎) ほか)
5 古典に親しむ(海幸山幸―『新釈・古事記』から(石川淳訳)
春はあけぼの―『枕草子』から(清少納言) ほか)
6 読書のすすめ(読書とエンピツ―『この日この時』から(高橋義孝)
福翁自伝(福沢諭吉) ほか)
おわりに はなむけのことば―青年期の話(柳田国男)
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