内容説明
その普及率は年々高まっているCALL(Computer Assisted Language Learning)―だが、コンテンツの絶対数の不足、指針となる理論的基盤の未確立から、この外国語学習システムをいかに有効利用するかという実践方法論が確立されていない。これから求められるCALLでの外国語教育のあり方とその可能性を、理論的基盤から組織の意思決定の問題、実践方法論やコンテンツまで、総合的に網羅して解説した本書は、大学、中・高等学校での教育担当者にとっても必携の一冊。これまでに蓄積された実践事例、データを整理し、CALL授業の様々な授業形態を紹介し、CALL授業で使える具体的な課題テーマを、外国語能力レベル別に分類して教えてくれる。
目次
第1部 基礎理論編(CALLその効果を引きだすために)
第2部 授業実践編(基礎からのCALL授業;CALL機能の具体的活用法;インターネットのさらなる活用法)
第3部 活用発展編(CALL発展の方向性を探る―e‐learningとLMSの視点から)
著者等紹介
竹内理[タケウチオサム]
関西大学大学院外国語教育学研究科・外国語教育研究機構教授。博士(学校教育学)。専門は英語教育学、教育メディア学
吉田弘子[ヨシダヒロコ]
大阪経済大学准教授。Ed.D.専門は英語教授法
魚崎典子[ウオサキノリコ]
関西大学非常勤講師。文学修士。専門は応用言語学、心理言語学
住政二郎[スミセイジロウ]
姫路獨協大学専任講師。修士(教育学)。専門は英語教育学、教育メディア学
池田真生子[イケダマイコ]
姫路獨協大学専任講師。博士(外国語教育学)。専門は英語教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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