内容説明
三菱総合研究所の政治経済・産業戦略部門長、敬愛大学国際学部教授として長年にわたって世界経済の動向や日本の経済実態などを研究・分析し続けてきた実証エコノミストが、90年代の長期低迷の原因と打開・克服の方策を探る。
目次
第1章 世界政治経済システムと日本の転換
第2章 世界通貨・金融体制はどう変わったか
第3章 大転換期の諸課題を点検する
第4章 日本の経済社会の転換―まちがった診断・正しい政策
第5章 90年代経済の長期低迷をどうみるか
第6章 マクロ経済政策の評価と過去の不況分析
第7章 日本経済改善軌道の道筋―経済調整は長引くのでご用心を
著者等紹介
吹田尚一[スイタショウイチ]
昭和8年、福井県小浜市に生まれる。早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業。30年4月、(財)三菱経済研究所入所。45年9月、(株)三菱総合研究所へ移籍。研究開発部・主任研究員、応用経済部長を経て、取締役となり、政治経済部門長兼応用経済部長、産業戦略部門長などを歴任。63年12月、常務取締役。退任後、平成10年4月、敬愛大学国際学部教授となり、14年3月、退職。(社)日本経済復興協会理事。実証エコノミストとして執筆・講演活動を続けている。著書に『企業の成長と収益性』(共著、東洋経済新報社、昭和36年、日経図書文化賞受賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 私は猫ストーカー