内容説明
自分は何者なのか、自分の存在意義は何かといったアイデンティティの問いかけは、青年期特有のものではなく、人生の節目に繰り返し起こります。自己を社会の中にどう位置づけるのか、自分の適性や能力を発揮して社会をより良く変えるにはどうすればよいのか―。今こそ仕事や職業についての考えを深め、組織や社会との向き合い方をいっしょに探りましょう。
目次
序章
第1章 仕事や職業、職務と社会生活(職業は高度に類似性ある一塊の仕事と定義されるが、匠も目指せる;人生100年時代の仕事や職業、職務を考える;人は誰もが当事者になる可能性があります ほか)
第2章 人びとの心理、情熱が、仕事や職業、職務へ与える影響(職業従事者に必要な教養を考える;仕事や職業、職務を遂行するには我慢が伴う;人間発達や心の研究を仕事や職業遂行へ応用する ほか)
第3章 情緒からの自立と自律が、仕事や職業、職務の鍵―教員、宗教家、議員を中心に(教員は人びとを次のステージへ橋渡しする;宗教家は、超高齢者世代に同行し安寧の現世づくり;議員は職業なのか生業なのか?世襲の所為で?国家観が見えない)
終章
著者等紹介
竹川勝雄[タケカワカツオ]
1944年、旭川市生まれ。慶応義塾大学卒業。62歳で立命館大学大学院テクノロジーマネジメント研究科博士後期課程早期修了(博士)。北海道銀行、地元企業を経て、第3セクター恵庭リサーチ・ビジネスパーク株式会社代表取締役社長、放送大学協力分担講師(6年)、北海道大学大学院経済学研究科非常勤講師(10年)を経て現在、一般社団法人シニア社会学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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