内容説明
少子高齢化で先行きも不安。行政も財政難で立ちゆかない。危機を突破するのは、地域に根ざして頑張る市民パワーだ。生涯学習の第一人者が、あちこちの人・絆・まちづくりの先進事例を紹介する。
目次
第1章 生涯学習の新しい取り組み(国の生涯学習施策の推測;生涯学習フェスティバルの総括とゆくえ;社会人の生涯学習実践;学習グループ・サークルの活性化の方策)
第2章 行政と住民の協働による元気なまちづくり(八王子学園都市大学「いちょう塾」の経過と課題;八王子市の高齢者計画策定に参加して;八王子市にみる元気高齢者対策;17年続く習志野市の市民カレッジ)
第3章 住民主導の生涯学習と「知縁」コミュニティづくり(郊外都市宝塚市のまちづくりの推移;狭山市のユニークなシニアカレッジ元気大学;小平市にみる社会参加活動;米沢市の行政と住民協働による生涯学習)
第4章 高齢者の学習と社会参加(行政の高齢者政策の動向;高齢者の就労支援;高齢者のいきいき人生;地域の活性化を担う高齢者の役割)
第5章 生涯学習の人づくり・絆づくり(地域で人材を育成する;地域活動を担う人材育成講座の課題;地域における人づくり・絆づくり;地域で団塊世代が活躍する方法)
著者等紹介
瀬沼克彰[セヌマヨシアキ]
東京都八王子市生まれ。青山学院大学大学院教育学研究科博士課程修了。人間科学博士(早稲田大学)。財団法人日本余暇文化振興会主任研究員、財団法人余暇開発センター理事、文部省生涯学習局社会教育官、宇都宮大学生涯学習教育研究センター副センター長、桜美林大学生涯学習センター長・教授を歴任。現在、同大学名誉教授、内閣府エイジレスライフ実践者等選考委員長、財団法人日本生涯学習総合研究所理事、NPO法人全国生涯学習ネットワーク副会長、日本余暇学会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- あめふりくまのこ