出版社内容情報
「コワイ」を探しに出かけた子ネズミのミナ。ライオンやカメに聞いても答えはみつかりません。ドイツの語り部・シャミのこころ絵本
ラフィク・シャミ[ラフィクシャミ]
カトリーン・シェーラー[]
那須田淳[]
内容説明
「ああ、こわい、こわい、こわい」お母さんがそういうのをきいた子ネズミのミナは、「コワイ」がどんなものかを知りたくなってさがしに出かけます。ところが、ライオンのところへ行っても、スカンクや、長生きのカメのところへ行っても、さっぱり答えはみつかりません。そして、さいごにヘビに出会うのですが…。ドイツの語り部シャミによる、「こわい」という気持ちについてのユニークなおはなし。
著者等紹介
シャミ,ラフィク[シャミ,ラフィク] [Schami,Rafik]
1946年シリア・ダマスカス生まれ。1971年にドイツへ亡命し、外国人労働者によるドイツ語文学の先駆けとなった。『片手いっぱいの星』(岩波書店)はチューリヒ児童文学賞ほか8つの賞を受賞。シャミッソー賞の、第1回(1985年)では奨励賞、1993年には本賞に輝く。ドイツ語圏でもっとも重要な作家のひとり
シェーラー,カトリーン[シェーラー,カトリーン] [Sch¨arer,Kathrin]
1969年スイス・バーゼル生まれ。言語障害の子どもたちに美術を教えながら、イラストレーターとしても活躍。『ヨハンナの電車のたび』(西村書店)で2011年スイスの児童青年文学賞を受賞、2015年に第20回日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞。2012年国際アンデルセン賞、2014年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞にノミネート
那須田淳[ナスダジュン]
1959年生まれ。著作に『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店・産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞を受賞)など多数。会員誌「鬼ヶ島通信」編集長。1995年よりドイツ・ベルリンに在住。青山学院女子短期大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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