内容説明
U.K.ルグインの詩作など、エッセイ・日記・小説・詩・絵画・彫刻・ポートレート、その他さまざまな表現で、人間として、女性として自然に生き、老いるということはどういうことなのかを老年女性自らが問いかける。
目次
女性問題のなかの「老い」(自作の詩「成熟の長い儀礼」について;女性問題のなかの「老い」)
もうひとつの国でわたしたちは生きる(もうひとつの国…誰のために生きるのか;看護日記より…姑という赤ちゃん;向こう側へ…死とともに生きる;わたし自身になるために;『日誌』より…「老い」が教えてくれたこと)
両足を大地につけて―女性が「老い」と向きあうために(歳をとりながら想ったこと;「老い」は豊かなもの…女性作家の遺産;女たちが「老い」に投げつける言葉;若者文化のなかで老いる;両足を大地につけて)
小説―五編(彼女たちの生き方…六人のレズビアン作家;小説 愛するレオ;小説 ヒナギク;小説 最後のフリンジー;小説 内なる光;小説 名残りのバラ)
絵画・彫刻
詩―一六編