内容説明
最新知見を中心に、生理学的過程に関する諸理論や多数の症例を呈示しながら、社会施策や政治・法的議論、リエゾン医療など関連する諸領域についても包括し、統一的にまとめあげた。児童青年精神医学の今日的水準を網羅した。3部、全60章の構成。
目次
総論(児童青年精神医学の成り立ち;子どもの心身の発達;児童青年精神医学における見立て ほか)
各論(知的障害;広汎性発達障害;注意欠如・多動症と反抗挑発症、素行症 ほか)
諸問題(乳幼児精神医学;妊産婦のメンタルヘルスと子どもの心の発達;周産期医療 ほか)
著者等紹介
本城秀次[ホンジョウシュウジ]
京都市生まれ。昭和50年名古屋大学医学部卒業。名古屋大学精神医学教室で精神医学、児童精神医学の研修を受ける。昭和53年国立療養所榊原病院に勤務。静岡県立病院養心荘を経て、昭和60年より名古屋大学医学部精神医学教室助手。平成元年より名古屋大学教育学部助教授に配置換え。臨床系の教官として教育、研究、臨床に従事した。平成9年名古屋大学教育学部教授、平成13年名古屋大学発達心理精神科学教育研究センター児童精神医学分野教授およびセンター長。平成27年名古屋大学を定年退職し、三重県四日市市のささがわ通り心・身クリニックで臨床活動に従事している。名古屋大学医学博士。専門は児童青年精神医学
野邑健二[ノムラケンジ]
大阪府生まれ。平成6年浜松医科大学卒業。名古屋大学精神医学教室に入局。平成14年に名古屋大学医学部附属病院親と子どもの心療科助教、平成19年より名古屋大学心の発達支援研究実践センター発達障害分野における治療教育的支援事業特任准教授。平成28年より同特任教授となり、現在に至る。名古屋大学博士(医学)。専門は児童青年精神医学
岡田俊[オカダタカシ]
大阪府生まれ。平成9年京都大学医学部卒業。京都大学医学部附属病院精神科神経科に入局。平成12年に京都大学大学院医学研究科精神医学分野博士課程。平成13年に京都大学医学部附属病院精神科神経科助教、平成18年に同デイケア診療部院内講師、平成22年に京都大学大学院医学研究科精神医学分野講師。平成23年より名古屋大学医学部附属病院親と子どもの心療科講師、平成25年より同准教授となり、現在に至る。京都大学博士(医学)。専門は、児童青年精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- ザビエルの首 講談社文庫