内容説明
日米独仏英の５大シンクタンク代表と各国を代表する著名な識者が、冷戦後の新たな国際秩序と世界経済の行方について論議。第１部では、中東危機解決への途、第２部ではソ連の改革と国際協調、第３部では新たな国際秩序のもとでの１９９１年の世界経済見とおしを徹底討論。
目次
第１部 中東危機（最新中東情勢に対する識者の見解；主要国の基本的対応姿勢；多国籍軍の武力行動に対する見解；中東危機が世界経済に与える影響；問題解決への方途；日本の中東貢献策に対する評価）
第２部 ソ連の改革と国際協調（最新ソ連情勢；ソ連経済の現状と展望；ソ連の改革と西側の役割；米ソ協調時代の新しい国際秩序）
第３部 １９９１年の世界経済（失速する米国経済；米国経済の現状と展望；日本経済の現状と展望；ドイツ経済の現状と展望；政治情勢が世界経済に与える影響；新秩序下のＧＡＴＴの位置づけ；西ヨーロッパ経済の現状；日本からみた世界経済；ＧＡＴＴ農業交渉の行方）
クロージング（冷戦後世界の展望と課題）
