内容説明
その国を代表する印刷物=切手。そして切手に描かれた、人類の宝=世界遺産。ふたつに魅せられた著者が、集めた切手の現地を訪ね、現地で切手の意味を知る。切手約400枚、著者撮影の写真約50点で見せる「新しい旅の本」。
目次
珠玉の世界遺産切手から
百花繚乱・世界遺産切手
世界遺産と切手の不思議な関係
世界遺産の理解を深める切手
世界遺産の新しい潮流
日本の世界遺産切手
世界遺産切手の集め方
著者等紹介
佐滝剛弘[サタキヨシヒロ]
1960年、愛知県生まれ。日本郵趣協会会員、日本イコモス会員、日本マス・コミュニケーション学会会員、沖縄大学地域研究所特別研究員、世界遺産検定マイスター。これまでにおよそ60の国と地域、300件あまりの世界遺産を訪問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんくまそ
14
日本では切手を集めて楽しむことは時代遅れになった。かたや切手の発行と世界遺産は過度になっている感がある。それを知りながらも、仕事のあいまの休日に世界中に足を運んで、著者の地球愛は止まらない。切手は未知への小窓であり、小さな美術館だから、世界遺産にふさわしい媒体なのだ。ぼくも昔は、専門雑誌を読みつつ切手を集めて整理していた。いまはテレビを持っていないが、持っていた頃には世界遺産の番組と自然番組だけが見る価値のある番組に思えたころがあった。だから、ぼくは著者の数少ない近似種種族の読者ということになるのかな。2015/09/05
nitti
0
趣味の世界は面白い。こういう風になにか私もニッチな「専門」が欲しいものだ。 世界遺産の成り立ちなど、ちょっとなるほどと思える知識や郵趣の世界を垣間見れて、興味深い。2018/03/25
-
- 洋書
- Native Races