内容説明
建築産業における、SDGs導入のプロセスをイメージしてSDGs導入の必要性とメリット、SDGs導入に向けたビジョンと経営計画の策定、目標設定と進捗管理までを網羅したガイドラインです。巻末に、建築産業のSDGs導入の手がかりとなる、「SDGsのターゲット指標」「建築産業が取り組むべき活動事例」、「建築産業SDGsチェックリスト」を収録。
目次
1章 SDGsとは(SDGs(Sustainable Development Goals)の概要
SDGs達成に向けた日本政府の取組 ほか)
2章 建築産業におけるSDGs導入の必要性とメリット(建築産業におけるSDGs導入の背景;SDGs導入の必要性 ほか)
3章 SDGs導入に向けたビジョンと経営計画の策定(ビジョンと経営計画へのSDGs導入の必要性;優先的に取り組む課題(マテリアリティ)の明確化 ほか)
4章 目標設定と進捗管理(企業におけるSDGs達成に向けた具体的な取組手順;企業目標の設定 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鵐窟庵
3
勉強会で読了。SDGsの標号やターゲットは全体的で総論的であるので、実際の各分野に適応するにあたり、個別具体事例のレベルまで落とし込む必要があり、そのままではただの空疎なラベルにしか過ぎなくなる。またSDGsは発展途上国向けに合わせて作られた指標なので日本で適応する場合も吟味する必要がある。全てを当てはめる必要はないし、SDGs前提でよりもむしろ、自分たちの状況にとって使いやすいような柔軟な運用の仕方が重要になると思う。年々バージョンアップしているので、各分野の要件を盛り込むといいが建築業界ではイマイチ。2019/11/29