内容説明
あなたの氏名よりも番号、あなた自身よりもコンピューターがあなたのことをよく知り、コンピューターに評価され分類され排除される社会。そんな“超”監視社会をマイナンバー制度は作ろうとしている。
目次
第1章 マイナンバー制度とは(制度の目的と2つの番号;個人番号を告げる、告げない ほか)
第2章 プライバシーの権利とマイナンバー(個人情報の流出の危険性;自己情報コントロール権とマイナンバー ほか)
第3章 マイナンバーの目的と問題点(政府はマイナンバーで「より良い暮らしへ」というけれど;出発点は社会保障費の削減 ほか)
第4章 際限なき利用拡大(ロードマップと閣議決定;暴走する個人番号カード普及策 ほか)
第5章 ではどうすれば?(あらためてマイナンバー制度とは何かを考えてみた;広がる反対、不安の声 ほか)
著者等紹介
黒田充[クロダミツル]
1958年大阪市生まれ。自治体情報政策研究所代表。大阪経済大学非常勤講師(地域情報論)。大阪府立大学工学部電気工学科卒業後、松原市役所に就職し税務などに携わる。1997年に退職し立命館大学大学院社会学研究科へ進学、修士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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