内容説明
新介護度認定調査が見切り発車した4月。後退する「介護の社会化」介護保険が始まって今年で10年。「自分のことは自分でやりたい」高齢者と家族の生活はどう変化したのか。「なにくそ!とがんばって生きてきた」それをサポートするケアマネジャーたちの仕事、喜び、苦悩…。増加する支援困難者、利用者・家族の現状とケアマネジャーの実態、給付抑制の手先になっていないか?の両面をさぐりながらケアプランだけでは解決しない生存権保障にふさわしい「介護、それは人生を支援すること」介護保障の確立をめざす!喜びと学びある介護をたたかうケアマネジャーたちが提言。
目次
第1章 利用者、家族、ヘルパー、ケアマネは語る
第2章 座談会=介護保険9年とこれから
第3章 介護保険制度とケアマネジャーの現状
第4章 利用者本位の介護保険活用のポイント
第5章 介護の仕事とたたかうケアマネジャー
第6章 喜びと学びある介護の実現めざして