目次
第1章 マイナンバーカードが健康保険証に(マイナンバーカードが健康保険証になるとは;健康保険証廃止で、マイナンバーカード取得は義務に?;オンライン資格確認とは;被保険者番号とシリアルナンバー;オンライン資格確認は過誤請求を防ぐため;低迷するオンライン資格確認;特定健診等情報の提供も進まず;電子証明書はマイナンバーカードの「おまけ」)
第2章 マイナンバーとマイナンバーカード(マイナンバー制度とは;プロファイリングとID、そしてAI;IDとしてのマイナンバーとプロファイリング;マイナポイント進呈キャンペーンとキャッシュレス決済;公的給付もポイントで;健康保険証化の次に来るもの;マイナンバーカードは万能身分証に;マイナンバーカードは監視社会へのパスポート)
第3章 オンライン資格確認と医療情報の利活用(「医療等分野の識別子」と被保険者番号;医療DXとオンライン資格確認等システム;被保険者番号の履歴管理で、一生涯にわたる医療情報を把握;謎の番号―「紐付番号」;健康保険証の廃止は、日本の医療政策の根本に関わるもの)
第4章 問題だらけのオンライン資格確認(マイナンバーカードは持ち歩いても大丈夫なのか;医療機関等への過度な負担と、地域医療が損なわれる可能性;山積する問題点;システム障害にはどう対応するのか;政府が主張するメリットは本当か;これからどうなるオンライン資格確認)
第5章 健康保険証廃止反対と民主主義、憲法(デジタル化された監視社会;顔識別技術の利活用と人権;国会軽視、国民無視で決められて行く「デジタル化」政策;健康保険証を廃止させない運動は、憲法と民主主義を守る闘い)
対談 オンライン資格確認と健康保険証の廃止、どこが問題か―現場の医師に聞く(新名健治 医学博士、医療法人新名眼科理事長;〓田充 自治体情報政策研究所代表)
著者等紹介
〓田充[クロダミツル]
1958年大阪市生まれ。自治体情報政策研究所代表。一般社団法人大阪自治体問題研究所理事。元大阪経済大学非常勤講師。大阪府立大学工学部電気工学科卒業後、松原市役所に就職し、総務、税務に携わる。1997年に退職し立命館大学大学院社会学研究科へ進学、修士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




