出版社内容情報
TPPを巡る各国の動向が注目を集めているが、主要なテーマに関税がある。その関税を所掌する税関は、安全・安心の確保や貿易円滑化をも使命とし、時代の要請に応えるべく多様な業務を展開しています。
本書は、関税制度や税関業務について、歴史的な沿革や制度の外延にも触れながら、平易に全体像を解説しております。また、関係する条約や国際機関、AEO制度等による貿易円滑化の促進、経済連携協定の活用方法等を紹介し、直近の話題であるTPP11にも言及しています。
貿易関係者を始め、行政や教育研究関係、公務員志望者への好適書です。
青木一郎[アオキイチロウ]
著・文・その他
目次
第1章 税関とは
第2章 課税業務
第3章 通関業務
第4章 監視取締業務
第5章 関連業務
第6章 条約・国際機関
第7章 貿易円滑化への取組み
第8章 FTA・EPAの利用促進
著者等紹介
青木一郎[アオキイチロウ]
名古屋市出身。東京大学法学部卒。大蔵省入省。スタンフォード大学客員研究員、内閣官房行政改革推進本部事務局次長、大阪税関長、内閣官房内閣審議官、東京税関長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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