目次
第1話 猫は高い所から飛び降りても怪我しない?
第2話 樹木はてっぺんまでどうやって水を吸い上げるのか
第3話 磁石はどうして肩こりに効くのか
第4話 水の上を走る大とかげ
第5話 鏡のなかの左右と上下
第6話 カエルの眼
第7話 電車の架線の中を流れる電子の速さ
第8話 ゾウリムシにも心があるか?
第9話 吸い込み口のまわりの渦 その1 浴槽から出ていく水は左巻きか?
第10話 吸い込み口のまわりの渦 その2 集まる水は渦を巻きたがる
第11話 自励発振はノイズから成長する
第12話 筋肉を収縮させる生体分子エンジン
第13話 なぜこの世界の現象は不可逆的なのか
付録 物理量の大きさを実感する
著者等紹介
川久保達之[カワクボタツユキ]
1932年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。東京工業大学大学院理工学研究科物理学専攻博士課程修了。最初は半導体の電気伝導度がある温度で急に変わる相転移の研究をしていたが、1970年以後は、各種の発振現象や自律的に成長する流体の運動、さらには生物の機能に関わる問題など、いろいろな問題に興味をもち、広範囲の研究を行ってきた。東京工業大学名誉教授。桐蔭横浜大学終身教授。応用物理学会会長(1992‐94年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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