消化器CT・MRI - 読み方,考え方

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  • サイズ B5判/ページ数 167p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784888751544
  • NDC分類 492.434
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 それぞれの章では,検査法とともに消化器領域のおもな疾患のCTおよびMR所見をその病理・組織学的背景に基づいて解説することに主眼がおかれている.またわれわれの経験にもとに二つの検査法をいかに活用していけばよいかについて,わかりやすく示すように努力した.    

《目次》
序章 CT・MRI検査の適応と選択
1.空間分解能
2.病変部のコントラスト
3.断層面の方向
4.特殊な検査法
■第1章 消化器CTの読み方,考え方
1.CTの原理と読影の基礎
2.消化器の正常CT像
3.びまん性肝疾患
●読影のアプローチ・ポイント
肝の形態変化をきたす疾患/肝の吸収値変化をきたす疾患/.肝内脈管描出異常を伴う疾患
4.肝良性腫瘍・腫瘍類似疾患
5.肝細胞癌
結節型肝細胞癌/塊状型肝細胞癌/びまん型肝細胞癌/前癌病変から高分化肝細胞癌/特殊な肝細胞癌
6.その他の肝悪性腫瘍
肝内胆管癌(胆管細胞癌)/biliary cystadenoma,cystadenocarcinoma/転移性肝腫瘍/まれな肝原発悪性腫瘍/小児の肝悪性腫瘍
7.胆嚢・胆管
胆石,胆嚢炎/胆嚢癌/胆嚢腺筋腫症(アデノミオマトーシス)/胆管癌
8.膵炎
急性膵炎/慢性膵炎/膵炎の合併症/腫瘤形成性膵炎/groove pancreatitis/自己免疫性膵炎
9.膵腫瘍
造影早期に染まり抜けとなる充実性腫瘍―膵管癌/造影早期に濃染する充実性腫瘍―膵島細胞腫/嚢胞性腫瘍
10.脾・門脈
正常像/脾嚢胞性病変/脾充実性腫瘤/脾腫,脾梗塞/門脈閉塞症
11.食道・胃
検査法/正常CT解剖/食道病変/胃病変
12.小腸
正常解剖/先天異常/腫瘍/炎症/イレウス
13.大腸・虫垂
検査法/虫垂/●虫垂炎/腫瘍性病変/大腸/正常解剖/炎症性疾患/●大腸癌
14.最近のCTの進歩
検出器とデータ収集の多列化/管球回転速度向上/再構成アルゴリズムの進化/進化したCTの抱える問題点
■第2章 消化器MRIの読み方,考え方
1.MRIの原理と読影の基礎
MRIの原理/MRI検査時の注意点/読影の基礎―組織成分と信号強度の関係
2.消化器の正常MRI像
3.肝MRI総論,びまん性肝疾患
肝MRI総論/びまん性肝疾患
4.肝良性腫瘍
上皮性腫瘍/非上皮性腫瘍/腫瘍類似病変,非腫瘍性病変
5.肝細胞癌
各撮像法における肝細胞癌の信号/結節型肝細胞癌/びまん型肝細胞癌/門脈腫瘍塞栓/肝特異性造影剤/●フェリデックス使用例
6.肝細胞癌(非典型例)
良・悪性境界領域の結節病変/特殊な型の肝細胞癌
7.肝悪性腫瘍-肝細胞癌以外の原発性悪性腫瘍
胆管細胞癌/biliary cystadenoma and cystadenocarcinoma/まれな原発腫瘍
8.転移性肝癌
肝転移の診断にMRIは必要か/転移性肝癌のMRI所見
9.MRCPの原理,胆嚢・胆道
MRCPの原理/前処置/読影上の注意/静注・直接造影法との比較/適応
10.膵炎・膵癌のMRI
/膵の画像診断におけるMRIの位置づけ/正常膵のMRI像/急性膵炎/慢性膵炎/膵癌/膵内分泌性腫瘍
11.膵嚢胞性腫瘍
画像診断における膵嚢胞性腫瘍(腫瘤)とは/嚢胞性腫瘍の鑑別診断におけるMRIの一般的有用性/膵嚢胞性腫瘍の画像診断/画像による鑑別診断の限界
12.脾臓・血管
脾臓/血管
13.消化管
消化管領域のMRIの特徴/胃癌/大腸癌

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