食道・胃静脈瘤 (改訂第2版)

食道・胃静脈瘤 (改訂第2版)

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  • サイズ B5判/ページ数 277p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784888751391
  • NDC分類 493.24
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 食道・胃静脈瘤は、消化管出血の主要な出血源であり、各学会・研究会などで最新の手技や研究成果を発表する場は広がった。しかし、それぞれの検査法や治療法の詳細や位置付けを学ぶための場が少なく、基礎から診断・治療・合併症・後療法までを集大成し、食道・胃静脈瘤の病態と臨床をわかりやすく学ぶことができるテキストとして、本書を企画した。    

《目次》
I.消化器内視鏡医に必要な病理・第1部 食道・胃静脈瘤の発生機序と病態生理-門脈圧亢進症の血行動態
1.食道・胃静脈瘤の発生機序
2.剖検例からみた食道・胃静脈瘤の形態と治療による変化
3.硬化剤の種類と作用機序
第2部 食道・胃静脈瘤の診断
1.食道・胃静脈瘤の内視鏡所見
2.緊急出血例に遭遇した場合の知っておきたい知識と対処法
3.静脈瘤造影法
Endoscopic Varicealography/血管造影法-PTPとEVISの対比
4.超音波内視鏡(カラードプラ)と食道・胃静脈瘤
食道静脈瘤/胃静脈瘤
5.EUSによる治療法の選択と治療効果判定
第3部 食道・胃静脈瘤の治療
1.治療法の選択 2.緊急止血法
内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)/内視鏡的硬化療法(EIS)/バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)
3.食道静脈瘤の待期的・予防的治療
1.内視鏡的硬化療法
1) Ethanolamine Oleate(EO)
2) Aethoxysklerol(AS)
3) EO・AS併用法
4) 併用内視鏡療法
レーザー地固め法/ヒートプローブを併用した食道・胃静脈瘤の内視鏡治療/食道粘膜完全消滅法
2.内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)
3.手術療法
直達手術(食道離断術とHassab手術)/Shunt手術
4.胃静脈瘤の待期的・予防的治療
1.内視鏡的硬化療法
2.内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL,EVLs)
3.バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)
4.経頸静脈的逆行性胃静脈瘤塞栓術(TJO)
5.経門脈的静脈瘤塞栓術(PTO・TIO)
6.経皮的肝内門脈静脈短絡術(TIPS)
7.胃静脈瘤の手術療法
5.肝細胞癌合併例における食道・胃静脈瘤の治療
6.治療による合併症-予防と対策
7.腹腔鏡下治療
1.Laparoscopic Injection Sclerotherapy
2.腹腔鏡下Hassab手術
8.食道・胃静脈瘤治療例の後療法

内容説明

本書は、門亢症の病態や静脈瘤の発生機序など、食道・胃静脈瘤の治療に必要な基礎知識をわかりやすく解説することに始まり、進歩しつつある新しい診断法から最先端の各種治療法までを幅広く紹介する。

目次

第1部 食道・胃静脈瘤の発生機序と病態生理―門脈圧亢進症の血行動態(食道・胃静脈瘤の発生機序;部検例からみた食道・胃静脈瘤の形態と治療による変化;硬化剤の種類と作用機序)
第2部 食道・胃静脈瘤の診断(食道・胃静脈瘤の内視鏡所見;緊急出血例に遭遇した場合の知っておきたい知識と対処法;静脈瘤造影法;超音波内視鏡(カラードプラ)と食道・胃静脈瘤
EUSによる治療法の選択と治療効果判定)
第3部 食道・胃静脈瘤の治療(治療法の選択;緊急止血法;食道静脈瘤の待期的・予防的治療;胃静脈瘤の待期的・予防的治療;肝細胞癌合併例における食道・胃静脈瘤の治療;治療による合併症―予防と対策;腹腔鏡下治療;食道・胃静脈瘤治療例の後治療)

著者等紹介

鈴木博昭[スズキヒロアキ]
東京慈恵会医科大学客員教授

豊永純[トヨナガアツシ]
久留米大学医学部消化器病センター教授

幕内博康[マクウチヒロヤス]
東海大学医学部外科学主任教授

小原勝敏[オバラカツトシ]
福島県立医科大学第二内科助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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