色素・拡大内視鏡の最前線

色素・拡大内視鏡の最前線

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  • サイズ B5判/ページ数 310p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784888751070
  • NDC分類 492.14
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 消化管診断のトレンドは,確実に内視鏡に向かっているが,内視鏡治療には,これまで以上の精密正確な診断が要求される. 本書は通常内視鏡より一段と精度の高い診断を目指す内視鏡の専門書である.通常内視鏡の限界を超えた世界である.色素内視鏡,拡大観察,画像処理を取り上げた.    《目次》 第一部 検査法の発展  I.色素法、拡大観察の導入まで  (丹羽 寛文)  II.色素内視鏡の発展 (鈴木  茂)  III.拡大内視鏡の発展 (岡崎 幸紀)  IV.画像処理・画像解析 (今泉 弘,大井田正人) 第二部 検査法の意義と適応  I.上部消化管 (井田 和徳)  II.大 腸 (多田 正大) 第三部 食 道  I.色素法 (林 和彦,井手 博子)  II.拡大観察 (星原 芳雄)  III.食道表在癌の診断 (青木 純,幕内 博康)    ヨード染色法/その他の色素法  IV.Dysplasiaの色素法による診断 (青木 純,幕内 博康)  V.食道炎の診断―色素法と拡大観察の応用 (星原 芳雄)  VI.ヨード不染帯の鑑別診断 (門馬久美子)  VII.ヨード染色法のルーチン検査への応用 (八巻 悟郎,西澤  護) 第四部 胃・十二指腸  I.色素法の手技   1.コントラスト法 (井田 和徳)   2.メチレンブルー法 (井田 和徳)   3.コンゴーレッド法 (平沢 龍登,竜田 正晴)   4.フェノールレッド法 (須藤 弘之,東  健)  II.拡大観察の手技・正常像 (榊  信廣)  III.慢性胃炎 (奥田 順一)    (1)腺境界・胃小区による診断    (2)腸上皮化生の診断  IV.H.pylori 感染と色素内視鏡    (1)フェノールレッド法による感染診断 (郡  大裕)    (2)コントラスト法からみたH.pylori 感染 (原瀬 一郎)    (3)メチレンブルー法からみたH.pylori 感染 (二見 肇,金子 榮藏)  V.早期胃癌    (1)浸潤範囲と深達度の診断 (加藤 隆弘)    (2)微小癌・小胃癌の診断 (鈴木  茂)    (3)色素法による鑑別診断 (近藤 仁,吉田 茂昭)    (4)内視鏡治療におけるコントラスト法の役割 (加藤 隆弘)    (5)コントラスト法の内視鏡集検への応用 (高平 敏一)    (6)拡大観察による早期胃癌の診断 (大井田正人,西元寺克禮)  VI.消化性潰瘍    (1)コントラスト法による治癒判定 (松本 尚之)    (2)潰瘍治療の質 (荒川 哲男)    (3)拡大観察による予後判定 (榊  信廣)  VII.画像処理・画像解析の応用 (遠藤 豊,藤田 力也)  VIII.ヘモグロビン指標(Ihb)のH.pylori感染診断への応用 (松本 尚之) 第五部 大 腸  I.手技・正常像    (1)直視下散布法 (酒井 義浩)    (2)経口色素法 (岩井 淳浩)    (3)拡大観察 (酒井 義浩)  II.表面型腫瘍    (1)pit pattern の分類 (工藤 進英)    (2)色素法による診断 (今村 哲理)    (3)拡大観察、色素法併用観察による診断 (林 俊壱)    (4)超拡大観察による観察 (多田 正大)  III.潰瘍性大腸炎 (斉藤 祐輔)  V.大腸微小病変の鑑別診断 (豊永  純)  VI.画像処理の応用 (八尾 建史) 付 録 内視鏡に使用する色素剤 (奥田 順一)

内容説明

本書は通常内視鏡による検査より、一段と精度の高い診断を目指す内視鏡診断学の専門書である。通常内視鏡では到達できない微小な領域の診断、通常内視鏡では捉えられない機能面あるいはさらに病態の診断など、本書には通常内視鏡の限界を超えた内視鏡の世界がある。具体的には色素内視鏡、拡大観察のほか、最近進歩の著しい画像処理も取り上げた。

目次

第1部 検査法の発展
第2部 検査法の意義と適応
第3部 食道
第4部 胃・十二指腸
第5部 大腸

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