内容説明
現在、色々に評価される公民館について、社会の要請に的確に応えて、確かな教育成果を生み出す教育機関として、社会から改めて積極的に評価されるよう、活動の在り方を見直し、改善を加え、その潜在能力を十分に発揮していかなければならない時期に至っていると考えられる。本書は、全国の優れた事例をふんだんに紹介しながら、子どもの状況、家庭・地域の教育力の状況などを踏まえ、これからの公民館のあるべき姿を検討したものである。
目次
第1部 新たな公民館活動を求めて(公民館活動の再構築に向けて;自己決定主義の若者たち;公民館の青少年育成機能の充実について ほか)
第2部 青少年育成をめざす公民館活動―全国公民館子育て支援活動調査から(調査の概要;調査結果の概要)
第3部 新しい活動を創る実践事例(子育てサークルによる公民館事業;公民館「縁側」気分で子育て交流;親子で絵本読み聞かせ ほか)
著者等紹介
今野雅裕[コンノマサヒロ]
政策研究大学院大学教授
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