内容説明
一九七四年十月、タカコは初秋のストラスブール駅に降り立った。彼女を待ちうけていたのは、女子寮での諍い、学業の悩み、そして恋愛と苦悩…。「街道の町」に暮らし続けた五年間。タカコは人間として、女性としてたおやかに成長する。アルザスの山河に織りなす青春。
目次
第1部 サント・オディール女子寮
第2部 ストラスブール大学民族学科
第3部 ジャン・ポール
著者等紹介
松浦たか子[マツウラタカコ]
長野県に生まれる。桐朋女子高等学校卒。和光大学人文学部人間関係学科卒。1974年フランスのストラスブールに留学。1977年ストラスブール大学社会学部民族学科修士課程卒。1978年同大学同学部大学博士課程民族学専攻1年目(Dipl^ome d’Etudes Approfondies)修了。1979年帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。