内容説明
家永三郎、岸恵子、北原武夫、宇野千代、飛鳥田一雄、市川房枝…在りし日の邂逅がもたらす滋味溢れる秘話。歳月がその扉を開ける。
目次
不思議な縁(家永三郎氏と私;早大仏文研)
岸恵子外伝―浴衣を濡らした涙/シァンピ監督との結婚/国際女優があゆんだ道
美貌と律儀―北原武夫のこと
五年間だけの伯母―宇野千代と私
人懐っこい笑顔―飛鳥田一雄さんの思い出
飲み明かした一夜―寺田透氏の思い出
節くれだった指―市川房枝さんの思い出
民族の血―ユーゴスラビアの真実
座談会余聞
ボランティア顛末記―学童疎開の記録づくりに参加して
外国語失敗譚
海外旅行ツアー点描
方向音痴
硬骨の人
昭和二十年五月三十日朝
著者等紹介
鈴木昭三[スズキショウゾウ]
1932年、横浜に生まれる。早稲田大学第一文学部仏文科卒。元読売新聞社記者。日本ペンクラブ会員、横浜ペンクラブ会員、横浜文芸懇話会会員
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