内容説明
核発電は火力発電に比べて、実は不便である。第一に…発電量の割に熱汚染が大きい。第二に…過酷事故では現場に近づけず事故調査が困難である。第三に…核のゴミの安全管理は10万年も続けなければならない。
目次
第1章 原爆体験と核発電便利神話
第2章 核発電所の安全神話と最悪事態
第3章 沖縄に核発電がないのはなぜか
第4章 公害・環境問題と構造的暴力
第5章 「長崎の6大災害」に学ぶ
第6章 死刑制度とは何か
第7章 平和学と戦争、テロ、核問題、公害、死刑制度
著者等紹介
戸田清[トダキヨシ]
長崎大学環境科学部教授。1956年大阪生まれ。大阪府立大学、東京大学、一橋大学で学ぶ。博士(社会学)、獣医師(資格)。日本消費者連盟事務局、都留文科大学ほか非常勤講師を経て、長崎大学教員(環境社会学、環境思想、平和学)。玄海原発訴訟、安保関連法違憲国賠訴訟などの原告(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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