内容説明
被爆地における抵抗と創造の平和教育40年の全記録。キーワードは「原爆読本」「核実験抗議」「日の丸・君が代」「被爆体験の継承」「希望の平和学」など、長崎発信の平和学。
目次
第1章 記憶の断片…子どものころ(戦時下の学校;被爆 ほか)
第2章 被爆原体験・平和教育・運動への目覚め~1945年から1969年まで(1970年への前史;持ち帰って―被爆10周年の「平和教育研究集会」 ほか)
第3章 私の平和教育記録(1970年~1996年)(被爆教師の会―組織的平和教育はじまる 滑石小学校時代(1967・4~1972・3)
原爆読本―原爆読本隠しと平和教育論争 西町小学校時代(1972・4~1979・3 1984・4~1985・3) ほか)
第4章 被爆体験の継承(1997年~2014年)(「君が代」は国歌か―国語辞典は「君が代」をどう説明しているか 長崎平和推進協会、長崎の証言の会時代(1997・4~今も)
被爆体験の継承―長崎を語りつぐ上での諸問題 ほか)
著者等紹介
山川剛[ヤマカワタケシ]
1936年、長崎市生まれ。36年間小学校に勤務し、1997年に退職、在職中から平和教育に力をそそぐ。1974年に核実験抗議の座りこみをはじめる。1980年にユネスコ「軍縮教育世界会議」に参加。2005年から2014年まで活水高校で「長崎平和学」を担当。長崎平和推進協会、長崎の証言の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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