嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え

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嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478025819
  • NDC分類 140
  • Cコード C0030

出版社内容情報

フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。

目次

第1夜 トラウマを否定せよ

 知られざる「第3の巨頭」
 なぜ「人は変われる」なのか
 トラウマは、存在しない
 人は怒りを捏造する
 過去に支配されない生き方
 ソクラテスとアドラー
 あなたは「このまま」でいいのか
 あなたの不幸は、あなた自身が「選んだ」もの
 人は常に「変わらない」という決心をしている
 あなたの人生は「いま、ここ」で決まる

第2夜 すべての悩みは対人関係

 なぜ自分のことが嫌いなのか
 すべての悩みは「対人関係の悩み」である
 劣等感は、主観的な思い込み
 言い訳としての劣等コンプレックス
 自慢する人は、劣等感を感じている
 人生は他者との競争ではない
 「お前の顔を気にしているのはお前だけ」
 権力争いから復讐へ
 非を認めることは「負け」じゃない
 直面する「人生のタスク」をどう乗り越えるか
 赤い糸と頑強な鎖
 「人生の噓」から目を逸らすな
 所有の心理学から使用の心理学へ

第3夜 他者の課題を切り捨てる

 承認欲求を否定する
 「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない
 「課題の分離」とはなにか
 他者の課題を切り捨てよ
 対人関係の悩みを一気に解消する方法
 「ゴルディオスの結び目」を断て
 承認欲求は不自由を強いる
 ほんとうの自由とはなにか
 対人関係のカードは、「わたし」が握っている

第4夜 世界の中心はどこにあるか

 個人心理学と全体論
 対人関係のゴールは「共同体感覚」
 なぜ「わたし」にしか関心がないのか
 あなたは世界の中心ではない
 より大きな共同体の声を聴け

内容説明

本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう―。

目次

第1夜 トラウマを否定せよ(知られざる「第三の巨頭」;なぜ「人は変われる」なのか ほか)
第2夜 すべての悩みは対人関係(なぜ自分のことが嫌いなのか;すべての悩みは「対人関係の悩み」である ほか)
第3夜 他者の課題を切り捨てる(承認欲求を否定する;「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない ほか)
第4夜 世界の中心はどこにあるか(個人心理学と全体論;対人関係のゴールは「共同体感覚」 ほか)
第5夜 「いま、ここ」を真剣に生きる(過剰な自意識が、自分にブレーキをかける;自己肯定ではなく、自己受容 ほか)

著者等紹介

岸見一郎[キシミイチロウ]
哲学者。1956年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門の哲学(西洋古代哲学、特にプラトン哲学)と並行して、1989年からアドラー心理学を研究。精力的にアドラー心理学や古代哲学の執筆・講演活動、そして精神科医院などで多くの“青年”のカウンセリングを行う。日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問

古賀史健[コガフミタケ]
フリーランスライター。1973年生まれ。書籍のライティング(聞き書きスタイルの執筆)を専門とし、ビジネス書やノンフィクションで数多くのベストセラーを手掛ける。インタビュー原稿にも定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

1351
これは良本。対話形式で一貫しており、会話文だからこそスッと入ってくるものも多くある。タイトルの『嫌われる勇気』はあまり内容を端的に表していない。インパクト重視の"売るための戦略"の匂いがする。ただ、そのワードに引っ掛かる層に、結果的には深く突き刺さるからこそのベストセラーなのだろう。昨今良く聞く言葉である、"承認欲求"に違和感を感じている人に読んでみてもらいたい。感じるモヤモヤの正体がわかりやすく綴られている。文章の易しさに反し、一部だけを抽出して応用出来る内容ではないので、何度か読み返す必要あり。2019/07/14

ehirano1

1271
『他者の課題』で当方はハッと気づきました。そして当方自らが生み出してしまった暗黒が散っていきました。本書に感謝です。2015/06/15

ユー

1074
私の頭では、1度読んでは理解出来ない。再読しないと。ある程度時間を作って、纏めて読まないと難しいです。2014/12/13

mura_ユル活動

990
【読みたい本読了】心理学の3大巨頭の1人「アドラー」の思想を対話形式にまとめたもの。図書館で検索するも250人以上待ちのため、ネットで購入。購入して良かったのと、今読んで良かった。理解が進まないところは当然あるので、しばらく手元に置く。共感・実践している方が多かった。対話している「青年」のリアクションについていけない感。続編もあるようで読んでみたい。2016/06/28

mitei

902
中々難しい話ではあるが、少しずつ実践し今ここを生きたいなと思った。確かに人生を過去から未来へとずっと見ながら生きてる人生になんの価値もないなと感じた。2014/01/20

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