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名著復刻シリーズ
死の同心円 - 長崎被爆医師の記録

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  • サイズ A5判/ページ数 284p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784888511544
  • NDC分類 916
  • Cコード C0030

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えりまき

16
2024(320)「食物療法」のキーワードで手に取りました。長崎で被爆された秋月先生の体験記。長女・藤信子さんの「怖くて読めないところはなかった」通りで、戦争の恐ろしさは変わらないけれど、今まで読んだ体験談と違い事実がすっと入ってきました。「爆弾を受けた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ」「人間はむかしもいまもかわりないのだなぁ。すこしも進歩していない。」。戦争反対! 2024/11/17

mitam

2
長崎市の現・聖フランシスコ病院で診療中に被爆、そのまま被爆者の治療、病院再建に尽くした秋月医師の手記。8月9日、病院のある丘に逃げてくる人たちの火傷がどんどん重くなってくる。3人の子どもを助け出して安堵した夫婦が、1年経たないうちに次々に子どもを放射能の急性症状で亡くしていく。12月には浦上天主堂の仮聖堂ができるも「病院も雨ざらしなのに…」とどこか冷めた目で見てしまう。極限状況で治療を続けた自負から復興についていけない自分の心情を「戦災者根性」と言い切る。ここまでの内省的な被爆体験記はもう生まれないだろう2020/05/19

にゃん助

1
( ̄へ ̄|||)2013/07/18

エーコ

1
1945年8月9日に長崎に原子爆弾が投下された。爆心地から500m以内で被爆した人は、8月15日までにすべて死んでしまった。500mから1.500mの距離で被爆した人は、8月15日から9月下旬までに次々に倒れていった。皮膚に溢血斑、口内出血、悪心、嘔吐、血便を繰り返す。人体実験をされたのだ。2013/03/01

mugi

1
著者の率直さに打たれました。2012/04/03

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