内容説明
男と女の新しい文化や倫理規範を探究。党派的・イデオロギー的立場を超え、男女間のさまざまな現実の葛藤やディレンマから考える。
目次
男女共生のイデオロギーとしてのフェミニズム
第1部 男と女のディレンマ(性同一性障害と性のグラデーション;謝ってばかりいる女の私;共生へのラブ・コール;友達・仲間・恋人―子どもたちの人間関係は性に規定されるのか;男と女と「自分らしさ」について;私の自己矛盾的フェミニズム)
第2部 男と女の倫理学(避妊・中絶・生殖技術に見る倫理;生物としての男女、人間としての男女;「男女平等」という神話;一夫一妻制は女の戦略か;迷子になったフェミニズム―フェミニズムはどんな公正さを求めているのか;フェミニズムの可能性と限界―女性解放のための理論と実践;サイバースペースにおけるジェンダー)
著者等紹介
篠原駿一郎[シノハラシュンイチロウ]
1944年生まれ。ロンドン大学(ベッドフォード・カレッジ)哲学部大学院中退。哲学・倫理学・論理学専攻。長崎大学教育学部教授
浅田淳一[アサダジュンイチ]
1956年生まれ。九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得。フランス哲学専攻。筑紫女学園大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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