出版社内容情報
災害時の危機管理をカードゲームで体験。
目次
第1部 理論編―なぜ今、防災にゲーミングか?(防災とゲーミング;リスク・コミュニケーションとゲーミング)
第2部 実戦編―「クロスロード」のすべて(クロスロードができるまで;クロスロード実施の手引き(タイプA;タイプB)
カード内容解説
クロスロード実施事例と今後の展望)
著者等紹介
矢守克也[ヤモリカツヤ]
1988年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。京都大学防災研究所助教授、京都大学大学院情報学研究科助教授
吉川肇子[キッカワトシコ]
1988年京都大学文学研究科博士後期課程単位取得退学。慶應義塾大学商学部助教授
網代剛[アジロツヨシ]
1998年慶応義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了。ゲームデザイナー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蕭白
1
テレビの防災教育の特集で知りました。いろいろな人とチャレンジしてみたいと思いました。2013/09/01
Hisashi Tokunaga
0
10月5日東京防災展シンポジュームにて矢守氏の講演を聞き読んだ。ゲームが遊戯でなくメディアだという論理に説得力がある。2013/10/15
こばこ
0
ようやく読み終わり。防災ゲーム「クロスロード」のコンセプト・理念、そしてゲーム内容についての本。 単純に「(自分の普及させたい事に関して)ゲーム方式にしたら普及するのではないのか」という単純な思考ではなく、「防災とゲームの親和性」と「どういうゲームを作ればいいのか」ということを真剣に考えていることが伝わり、また自分の考えを深化させるきっかけにもなった。ゲームにも触れてみたい。(なかなか購入するチャンスが…。)2012/05/23