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内容説明
「いまや有名大学・企業に入っても一生安泰ということは絶対ない」。国内外のビジネス事情を知り尽くす著者はそう断言する。では、わが子を「何があっても一生食べていける人間」に育てるにはどうすればいいのか──。本書は、二人の息子を育てた経営コンサルタントが、自身の実体験を交えて綴る家庭教育論。 ◎食事中はテレビを消して家族で会話 ◎年のはじめに「家族の年間計画」を立てる ◎小遣い・お年玉を廃止し、「家庭内利権」を与える ◎「家族旅行の計画」を子供に立てさせる……わが子の「自活力」を育てる実践的ヒント満載! 巻末に、長男・創希氏、次男・広樹氏のインタビューを特別収録。『親が反対しても、子どもはやる』を再編集。 『子育てでは私自身もまた、さまざまな壁にぶつかり、たくさんの失敗を経験しました。でも、子供の「生存力」という面では、「大前家の子育て」は百点満点とまでは言わないものの、なんとか及第点はもらえたのではないかと、ひそかに安堵のため息をついています』(本文より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
37
素晴らしい子育て論である。学ぶべきところが大いにあった。2015/12/21
kubottar
14
今の偏差値教育が時代遅れだというのは同感。ググればすぐわかる知識を頭に詰め込むことに果たして意義があるのか?ネットのない時代に重宝された暗記能力をいまだに学力の判定基準にしていることは危険だと言わざるを得ない。2013/10/02
ヨータン
13
世界中のどこでも飯を食っていけるような子供に育てると口では言うものの実際はかなり葛藤があるものなのに大前さんはきちんとそれをやってるのは本当にすごいと思いました。実際2人の息子さんも不登校や中退などありながらも立派に育っているようだし。2017/12/13
ともひろ
13
少し内容は古いかなと思いながらも、共感できるところはあった。2016/11/25
ふぇるけん
10
教育の目的を「自分で生きていける力を身につけさせる」という点については自分の考えと一緒。「自分」「家庭」「会社」「社会」の4つに対して責任を持つ、という考え方は取り入れていこう。あとがきにも書いてある通り 、この本は大前家の2人の息子を育てた一つのケース・スタディであり、参考になる点は取り入れて自分なりの子育てを考えていきたい。2013/03/27