内容説明
今、教育の「現実」に応えうる教育哲学とは何か。メタ理論にとどまらない生きた教育哲学の可能性にせまる最新の論文集。
目次
第1部 教育行為・教育関係(教育行為論のために;「道徳」授業を考える―タクト論の視点から ほか)
第2部 共同体・世界・コスモロジー(後期中等教育と高等教育とのアーティキュレーションの多次元的特性―理論構築に向けて;国際化と異文化理解教育 ほか)
第3部 人格・美・超越(菩薩(bodhi‐sattva)という自覚の構造と教育
ルターにおける生成としての教育 ほか)
第4部 意味・物語・生成(いじめの語られ方―いじめ問題への物語論的アプローチ;「虐待」の現実と「生成」への展望―児童養護施設の現状(九州)と課題 ほか)
第5部 ロゴス・表象・現実(教育学研究の地平と教育の絶対性;人間像から人間学的差異へ―新しい教育人間学への道 ほか)
著者等紹介
山崎高哉[ヤマザキタカヤ]
1940年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。教育学専攻。京都大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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