出版社内容情報
理論、実践両面から地域福祉・介護を展望。
内容説明
本書は、わが国での社会福祉の転回を射程に見据えつつ、地域福祉の回顧と展望を試みた。とくに、地域福祉における改革の内容とその社会的意義、および介護の現場からの評価を試みている。本書の特徴は、介護保障を切り口としつつ、「自分で決めて生きる」をテーマとした地域福祉の再構成を試み、理論的および現場からの実践の提起も含めた、より厚みのある地域福祉への提起をねらいとしている。また、「寝たきり」、「寝かせきり」を予防するために福祉用具の活用方法を提起している。
目次
地域福祉と介護保険
介護保険―日本とドイツ
参加型地域福祉計画
みんなで支える介護保険―T町奮戦記
介護の社会化
介護保険と社会福祉協議会
介護保険と施設福祉
介護保険と居宅サービス
生活支援のケアマネジメント
福祉用具の活用と住宅改修〔ほか〕
著者等紹介
豊田謙二[トヨダケンジ]
1948年生まれ。福岡県立大学人間社会学部教授
高橋信行[タカハシノブユキ]
1954年生まれ。鹿児島国際大学福祉社会学部教授
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